第58話 診察日
お帰りなさい♡
いつものようにさり気なく、あなたは僕に逢いに来てくれました。あなたが毎日来てくれる事は、僕にとって奇跡です。
あなたの事が大好きです!
それはあなたの描いた作品を読めばとても良い方だと伝わります。♡の応援や☆のレビューを頂いた方の所に遊びに行きますのでわかります。
僕とあなたは赤い糸を結んだのです。結ばれたのではなく、結んだのです。
せーので結んだのです。
そんな詩ありましたね。
この縁を大切に日々心を込めて描いていきたいと思います。
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今日は月に1度のメンタルクリニックの診察日でした。
いつものように始発バスに揺られ、電車を2つ乗り継ぎメンタルクリニックに向かいました。整理券の1番を狙って行くのですが強敵がいます。午前9時から整理券が配られるのですが、8時10分頃に着く僕より早く来ている女性がいるのです。
勝てない。
始発のバスで向かう僕はこれ以上早く行く事が出来ません。結局今日も2番でした。朝はまだ風が冷たくて凍えてしまいます。煙草を吹かしながら、文庫本を読んで9時になるのを待ちます。
9時になると8人になりました。2番の整理券をもらい、ドトールで朝食を食べます。受付開始の9時45分までブレンドコーヒーを飲みくつろぎます。
受付時間にクリニック戻ります。そして十文字さんの面接です。僕の顔色がとても良いとか病状が安定しているとか前向きな事を沢山言われました。
「鬱気味なんですけど。」
そう言う僕を笑い飛ばしました。カクヨムの話になり、昨日の段階で57話毎日休まず更新していると言ったら驚いていました。1話800字以上書く事を目標にしていて、大体1200字くらい書いていますので、原稿用紙3枚くらいですね。
1話描くのに2時間かかると話すと、普通それくらいかかるよと言われました。
十文字さんには自殺願望の話をしても真剣に聞いてもらえないのが辛いところです。
十文字さんの面接が終わると、主治医の筑根先生の診察です。前回、薬を調整してもらい、普通に過ごせているのでこのままで行く事になりました。
僕はすでに安定剤と睡眠薬無しではいられない、薬物依存症なのだと思います。
診察を終えて、薬局で薬をもらい、真っすぐに家に帰りました。
家にアルコールの在庫が無い!
まいばすけっとに行き、芋焼酎とウイスキーのボトル、ビール、氷、コーラ、
煙草、のど飴、カップ麺などなど買いこみ6,000円近く使いました。
この男、我慢という事を知りません。
日本酒は暖かくなって来たのでお休みです。買い込んだ物で次の工賃支給日の4月10日まで何も買わずに過ごしたいと思います。
明日の日曜日は、唯一親交のある幸田先輩と昼食をとる約束をしました。今から楽しみにしています。
♥♥♥♥♥
最後までお話を聴いていただきありがとうございます。
社会の底の底で生きています。でも恥だとは思っていません。病気だから仕方が無いのです。下手なプライドが有ればとっくに自殺しています。
もう1度這い上がりたいのです。七転び八起きの精神です。
あなたに支えられ今日も生きています。
お別れの時間が来ました。あなたの余韻を感じながら終わります。
明日も逢いに来て下さいね……♡
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