第12話 転職
会社の業績不振の責任を取る形で社長職を辞し、退職。
今の職業は無職。いわゆるニートである。
ちょっと前まで社長をやっていた。と言っても信じてくれる人はあまり居ないだろう。
ただ、ずっと無職ではいられない。母の入院費と自分の生活費を稼がなければならない。
今は、辞めた会社の退職金で賄っているが、いずれは退職金も底を尽く。
だから、新たな職場を探さなければならない。
翌日、人生で初めてハローワークという場所に行った。
そこは、新たな職場を紹介してくれる場所。
担当者に「希望の職種はありますか?」と尋ねられたが、「最低限の給料が出るのであれば、どこでもいいです。」と答えた。
真意は、この歳で色んな条件を乗っけるといつまで経っても就職出来ないと思ったからである。
そして、複数社をハローワークから紹介されて面接に挑んだ。
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