応援コメント

上司の苦悶」への応援コメント

  • もしかしたら部下は上司である自分の思惑に気づくかもしれない。それはそれでいい、と彼は思った。幼いころから国の庇護下で育ち、国を裏切ることを本能が許さない自分を、外から止めてくれる人間を心のどこかで望んでいたのかもしれない。お前は自分の好いている女性を平然と殺すのか、それでいいのかと誰かに詰問されたかった。

    ↑ ここ好き。


    戸が閉まる音で、身体の力が抜けたのだと気づいたときには、彼は手が震え出すのを感じた。



     本当に、それでいいのか。



     ミクをこの手で殺していいのか。



     母親のいない自分の前で、それを知ってか知らずか、母を想う歌を歌ってくれたあの女性を――。


    ダメだよ、ミクを殺しちゃダメwってミーハーな感想ですが
    そう思うんだね。登場人物のミクはどうなっていくの?