応援コメント

『海の色は何色』13」への応援コメント

  • コミカルなやり取りの中に挟まれる「三日月が水面に映え」から始まる、夜の海の描写。情景が目に浮かび、詩のように美しかったです。でも、そこからパンッと色を転換させて、「光り輝く太陽の下」の海を君と見たい、というストレートな告白。雨の描写が多くて、モノクロかセピア色のように見えていた物語の世界に、パーッと明るい青が塗られていくように感じました。

    世界に色を塗って見せる。『カラフリー』の魅力の1つですね。

    話の締め方も素敵でした。

    作者からの返信

    そこの場面はかなり時間をかけて書きました。恥ずかしながら、夜の海を生で見たことが一度もないので、すべて想像上で描写してみたのですが、違和感がなかったようなので安心しています(苦笑)

    『色にとらわれない』というのが本編でのコンセプトに対し、この前日譚ではその真逆、『色にこだわる』ことも大切していこうかな、と考えています。

    『カラフリー』の魅力が伝わって幸いです😊