そんなありきたりな当レビューコメントの題名が、本作ではありきたりではなくなる。それどころか、この上なく大切な言葉になる。 主人公もさることながら、良き相棒の立ち居振舞い、一挙一動から作者の寄せる…続きを読む
異世界ファンタジーに求めるもの。それはやはり魅力的な世界を読者に見せてくれることではないでしょうか。そう言った視点で言えば、色彩豊かなどこか懐かしい世界観や、現実の人間がそのまま小説に入り込んだよ…続きを読む
魔法使いの青年アルルが目覚めると、目の前にはしゃべる黒猫がいた。しゃべる猫なんてそう珍しくもないけれど、その黒猫はやけにしつこく名付けを要求してくる。仕方なしに黒猫に「ヨゾラ」と名付けたアルル。…続きを読む
とにもかくにも、お話の運び方が丁寧です。読んでいて好感が持てます。 それ以上に、世界観がいい。ジャンルの括りはファンタジーなのかもしれませんが、私の中ではスチームパンクに近いです。 読んでいて…続きを読む
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