応援コメント

§5-4-3・2060年から2080年の終わりまでの日本の歩み(前編) 〜宇宙への逃避行が、人類に自律的な経済成長インフレをもたらした」への応援コメント

  • 恐らく、これから宇宙開発が加速するでしょう。地球はもう限界ですね。

    作者からの返信

    @yamato290様、いつもありがとうございます…m(_ _)m

    まず間違いなく言えることは、地球人が協力して、人類の問題〜たとえば環境保護などを解決するために宇宙移民を始めた…みたいな展開には「絶対になりません」←断言!!

    近い将来の宇宙開発は、必ず「どっかの国が、自国の経済的政治的権益のために、抜け駆けして始まる」←これ一択です。
    この話では中華人民共和国と一応、設定してみましたが、他の国の可能性もあります。中国だった理由は特になく、彼らが今の所、ただ単に時流にのって勢いが有るからというただそれだけのことです。

    しかしながら中華人民共和国は、「社債を使った自転車操業国家」に過ぎないので、いずれ力尽き、国家破綻は僕の計算では早ければ2040年代、遅くとも60年代には官民債務破綻を起こします。その時に中共が破滅するか、それとも生き残るかは判りませんが、普通に考えれば「時代が変わる」事は間違いないでしょう。ようするに革命が起きてもおかしくないということです。

    その辺のことを念頭においての記述ですが、中世ヨーロッパの大航海時代のように大抵は「資源簒奪のため」に新世界に乗り出すのであって、ホモ・サピエンスという野蛮人は理性よりもカネの事を優先する生命体です。なので、宇宙開発は「より安い資源を手に入れる」か、太陽系を自分たちのモノにしようとする「不法占拠」によって始まります。

    なので宇宙戦争は避けられないでしょう。今後、数世紀は植民地獲得競争のような戦争の時代になります←断言

    ただし悪いことばかりでもなく、経済圏を地球から太陽系に広げることにより、人類総体としての経済規模を一気に拡大することが可能です。現在の日本の経済成長は頭打ちです。しかし米国を除けばヨーロッパ諸国も似たようなものであり、いずれ中国も(国家が破綻しなければ)頭打ちになります。ならないとしたらそれは「民間のカネを(国営企業の)社債の形で収奪し、景気浮揚に使っている」中国において、民間資本 < 民間債務になるまでダラダラと「疑似財政ファイナンス」を続けているからであり、どちらにしてもどん詰りになるでしょう。これを解消するには「更なる成長」しかないのです。持続可能な成長などというものは「ありえない」のです。なんでわざわざ貧乏になる選択肢を選ぶのか? …です。

    人類の経済活動は成熟し、我々は少し成長しました。もはや地球というベビーベッドの中で収まる赤ちゃんではなくなったということです。なので宇宙開拓は必須であり、必ずやるでしょう。

    なぜ宇宙を目指すのか?
    そこに宝の山があるからだ!

    …そういうことです。欲に駆られたホモ・サピエンスほど強欲な生命体はいません。
    その意味で、僕も@yamato290様と全く同じ意見です。しかし「そこに理想などない」という意味においては、僕はより経済人に近いのかもしれません(^_^;)

  • 軌道エレベーター!!←これ、大好きですっ!!

    私、人類が宇宙に進出するようになると、開発やら産業育成やらが忙しく、国家間紛争は減少するんじゃないかな?なんて想ってました(実は、宇宙進出に有用だろう原子力技術開発も肯定的だったり)。
    しかし本稿を拝読し、その考えが甘いらしいことを悟りました。むしろ紛争は増えそうですね・・
    仮に、貴重な資源が安価に大量に入手できるようになっても、人々は争うのでしょうか?
    元来怠け者の私には、なかなか理解できないのですが。
    経済として考えるのであれば、競争して相手を出し抜くのはありだと思いますが、経済基盤を破壊し合う紛争はやめておいた方がよかろう、とも思うのですが。そんな簡単なものではないのでしょうね。

    いろいろ勉強になります!
    ありがとうございますっ!

    作者からの返信

    呪文堂様、いつもありがとうございます…m(_ _)m

    >軌道エレベータはいずれ完成する技術だと思っています。要はロケットとのコスパ競争の問題だけです。現代のロケットは沢山運べないので(=コスト高)おそらく一時期、軌道エレベータが主流になると思われます。ただしこれも核ロケット(地球環境を極力汚さない)や波動エンジンの登場で廃れるかもしれません。波動エンジンの方がコスパがよさそうだからです。その意味で、軌道エレベータは鉄道貨物輸送、波動エンジン搭載船は現代でいう物流トラックのような意味合いになるのかもしれませんね。単純にコスパの問題だろうと思います。

    >国家間紛争
    少し考えて、過去をいろいろ調べた所、重大な疑問にぶち当たりました。植民地獲得競争時代、宗主国同士でも戦争は断えなかったという事です。これは資源の奪い合いが起こっていたということで、太陽系に進出した時もきっと「より近いところに、より価値有る資源が沢山眠っている」場合には、遠くに取りに行くよりも、この近場を巡って戦争騒ぎが頻発するように思いました。また当初は「ここも、ここも、あそこもこっちもワイのもの(アル)」と、欲を掻いて太陽系中に勝手に自国の旗を立てまくった後、後から来た別の国や集団が

    「勝手に旗たてんな!泥棒めが、殺すぞ(# ゚Д゚)!」

    …という感じで戦争始めるような気がします。人間は基本的には今も昔も全く替わらないので(←構造主義的な解釈)、貴重な資源が「より安く」手に入るためには、時に高い代価を支払う気にもなる(爆)ということだろうと思います。

    経済理論を形作るゲームの理論などでも言われることがあるそうですが、最適化の法則の一つに「一期一会ならぶっ潰して全てを奪い取る。複数回の接触があるのなら双方の利益の均衡点が最もコスパがよい」という「気の良いヤツが好かれる」戦略があるそうです。これに従えば「ワガママな奴は嫌われる」わけで、ここが戦争のタネになりそうです。

    戦争のおかげでレーザービームやレールガン(コイルガン)などの技術がより発達するかもしれません。とはいえ何度も繰り返したように戦争は意外と儲からないので、せめてプラモデルの売上が伸びる程度の期待をもつのが正解かもしれませんね(爆

  • 凄い。やけに説得力あります(^^; てか、この時代になっても、人類ってちっとも進歩していないですねえ(^^; そうそう変わらないかあ(^^;

    作者からの返信

    如月様、いつもありがとうございます(^^)

     もし人類が宇宙開発始めたとしたら、大体、こんな感じになるのかなぁ? とは思ってました。少なくとも『世界各国が地球環境の危機を乗り切るために、私心を捨てて、共に手を取り合って・・・』は絶対ないです(爆死
    「人類は進化する生き物」と言われてますが、僕、全く信じてません(爆死) 科学技術の進歩はあっても、ヒトは2000年くらい前となんも変わってないと思っていますので。時代の流れに合わせて生きているだけで、やってることはこれからも変わらないと思うのですよ。弥生時代のヒトが現代に来ても、意外とやっていけるような気がします。ヒトの意識の基本構造なんて変わらないのでは? と・・・?

      ※     ※     ※

     ちなみにこの項目のサンプルは大航海時代で、まずは国家から始めて(←カネがあるので)、すぐに民間企業が主導権を握り、やがて多国籍企業が参入して、そこに投資が十分に回るようになって『単価が安い』状況になって、個人のレベルで宇宙開発に加わる・・・だと思います。参加者が増える『個人レベル』になると、国家が再び介入してきて(国民の多くが絡んでくるので)だいたい、紛争とかが激しくなるみたいですね。 
     それと国連〜みたいなのも出しましたが、正直、『アメリカと中国が宇宙で権益を巡って戦争を始め・・・』とか『ヨーロッパとロシアの長年の対立が、宇宙領土ベラ・ウクライナで実際の戦闘となり・・・』みたいに書くと、後々、ここのコメント欄とかが荒れそうだったので、その代わりで出してみただけです(^_^;) 国連がなんか出来るとは全く思ってないのですけどね(汗

     あと物事は全て『徐々に安い』へとシフトしていき、また技術開発・金融投資は『ある一定水準までは横ばい。その後、突如、指数関数的に急上昇して、頭打ち』という展開をするのが普通です。この頭打ちは技術投資に対して結果が出てこないという『コスパが悪い』の結果で、ここまで来て、次の新しい技術へとシフト・・・という感じだと思います。なので、どうしてもヤマトの世界とは言えど、『カネかね金・・・』になっちゃうのかな〜と(爆死
     
     ちなみにバイオ云々とかサイバネティクスどーのこーのは、対真田さん用のツールです(爆)。後で突然、必要になるかもしれないので、こんなこともあろうかとあらかじめ突っ込んでみました(^^;
     あと南部重工、やっぱり銀行立てて南部銀行フィナンシャルグループみたいに組織改編したほうがいいと思いますよ。鈴木商店とかみたいにならないようにしないと ← to 南部康雄ちゃま