ワールド・コンクエストⅡ

筑野あき

前作のあらすじ

 二年ほど前、突如として『敵』は現れた。


 彼らはカスピ海の沿岸地域から現れ、強力な兵器を駆り、瞬く間に周辺の国々を制圧・蹂躙していった。

 無論、侵略を受けた国々は反撃したが、敵の駆る強力無比な兵器を前に、なすすべもなく後退を繰り返し、たったの一年で、ヨーロッパの一部とインド半島を除くユーラシア大陸全土を奪われてしまう。


 ようやくこの事態を重く見た各国首脳は、過去の因縁を一時捨て、国際連合軍を一つの軍隊として発展させた『国際統一連合軍』を創設。ヨーロッパ方面軍・南アジア方面軍・オーストラリア方面軍・アフリカ方面軍を各戦線に配置し、直ちにアフリカ大陸に迫る敵を撃退しつつ、ユーラシア大陸を奪還する『アフリカ作戦』を発動する。

 だが、半年間にも渡って繰り広げられたアフリカ大陸での攻防は、連合軍の敗北という形で幕を閉じた。

 その数か月後には、地形的に難攻不落とされた、インド半島の南アジア戦線までも崩壊し、彼らの目的も正体も分からないまま、連合軍は蹂躙されていった。


 そんな中、南アジア方面軍の生き残りである、カイト・オオバやフレイ・ミリアスら二一四人の連合軍兵士たちは、敵本拠地カスピアンフォートレスを急襲し、敵勢力の兵站をサポートする装置の破壊作戦を敢行したのだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます