第358話

 その時、オレの目の前に閃光が

走った。

「う、ゥ~…!!」

 オレは驚き、湯を飲み込みそう

になった。

 だが、不思議な事に温水の中で

も息継ぎが出来た。

 まったく苦しくない。


 閃光が拡散しオレも包み込んで

いった。

「な、なンだァ~…!!」

 その中、おぼろ気だが人の姿が

あった。

 徐々に姿は明確になっていった




 



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