第219話
ドラゴンの首が、吹っ飛んで
いった。
『お~~イ!ふざけんなよ!!』
向こうの方で首だけのドラゴン
が喚いた。
これで何度目か。
オレはドラゴンの首を拾って
胴体に届けた。
『おい、お前!い~加減にしろよ
!!』
ドラゴンが首をくっつけ
ながら怒った。
《何がだよ!》
『何度も言ってンだろ~!
闇討ちすンなって~!!』
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