おまけ 真祖のブラッドペニスケース

 コウを乗せた白龍が飛び立つのを見送った女たちは、一様に寂しそうな顔をしていた。

 ルーナなどは嗚咽を漏らして泣きじゃくっている。

 そんな中、ミレイがボソッと呟いた。


「……せ、セレナさん。さっきのコウさんのアレの形をした防具って、もしかしていらなかったりします?」


「別にいらないけれど。あんなの何に使うのよ? ……え、ちょっと待って、本気?」


 何かに気づいたらしいセレナがミレイに詰め寄ると、元シスターの女は顔を真っ赤にして俯いた。


「……大人しそうな顔をして、あなたも結構エロいわよね。…………わ、私も使ってみていい?」


「え、ええ。セレナさんのですからどうぞお先に……」


 セレナとミレイが顔を赤くしながらコソコソと話し合う。


「ふーむ。ミレイちゃんのすごいところは、そういうエロさをコウくんの前で出さない所だと思うのですよ。バカでかいおっぱいの谷間から卑猥な物体を取り出したセレナお嬢様よりも1枚も2枚も上手だと思います。ミレイちゃんって結構お腹が真っ黒だとお姉ちゃんは思うのですよ」


「……カンナ、あなた私のことバカにしてない?」


「ええ!? お、お腹が真っ黒って大丈夫なのか!? 病気じゃないのか? さすってあげようか?」


「バカは黙ってなさい」


「……うう、ひどい……コウ早く帰ってきて……セレナがバカって言った」


 そして、ルーナは再び涙を流すのだった。

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