レッドテン病院事件 編
No.61 「動き始めた破滅」
ハム「なあ…この本お前のだろ?グレイ…」
グレイ(こ、これは…!)
ハム「ここにほら名前…グレイって…」ガイア「…?…本当だ」
グレイ(間違いない…!これはあの時…世界を変えるときに0&Zに僕が書き込んだファイル…!…でもなんで…!?)グレイ「 …ハム…これをどこで…?」
ハム「前にグレイを襲ったボーグ、アイツの足元にあったらしいよ。今、レッドテン病院の科学者が研究し終わったからグレイにって…。」
グレイ(!!!)「なんだと!?」
ガイア「確かに普通じゃないよなぁ、この紙の質…。なんか違う世界からやって来たみたいに不思議な素材だ…そう思わないか?」
ガイア「ってあれぇ!?グレイは?」ハム「なんか慌てて走っていったよ。…つーかアイツの書いたものだし…俺らはどーでもいいけどな」
ガイア「…まあ確かにそうなんだけど…」
息を切らしながら走るグレイ(…研究し終わっただと?)
《ふざけるな!知ってはいけない!自らの運命は…知らない方がいい…!知ってしまっては…、この世界の人間が知ってしまったら…!》
グレイ(世界はまた、滅亡してしまう…!)
グレイ「運命を知ってしまった人間は自ら決められた運命を曲げてしまい、いい方向、思い通りになるように世界を動かすことも可能だ…!だが…それをしたら当然…」(世界が腐る…!)
グレイ(止めさせないと!)
(0&Zは…願いが叶う人類最高の発明の傑作であり…破滅への元凶でもある…!!)
(早く行かねば…!)
グレイ「レッドテン病院へ…!」
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