クロウは帰国前、ワイト国のことについて考えていた。「分かり合えるはずなどない…！あんな残酷な種族とは…。しかし、気になるな…。ワイト国の偵察隊が言っていたあの言葉…。」偵察隊（ワイト国王はこの神獣と分かり合えると信じているらしい…。無理に決まっているのに…。）クロウ「確かに無理だ。だが、神獣はこうも言っていたな…。」神獣（私たちはあなた達と分かり合える日を夢見ていた。だが、やはり無理に等しいようだな…。）（ワイト国のヒトたちは邪悪な心を持っている。）クロウ「一体どういう意味なんだ…。本国に戻ったらすぐワイト国へ行かねば…。」部下「クロウ様！ラック国がワイト国と戦争になっていると報告が！」クロウ「何！？」（クソ～！こんなときに戦など起こしおって…！）「とにかく飛ばせ！一刻も早く本国へ！」しばらくすると、ワイト国の兵隊が全滅したという知らせが来る。部下「…それが、グレイ王子が全滅させたとのことです。」クロウ「何？何故グレイが…！？」（なぜだ…。グレイが本国に戻っている…！？）沢山の謎を残したまま、クロウは帰還する。