エピローグ

エピローグ ~あとがき。

 京都市の北に位置する洛北。嘗て田舎であったこの土地も、区画整理がなされ今や閑静な住宅街になっていた。昔存在していた、山や田んぼも空地も無くなり、それはもう随分と様変わりしていた。変わってないと言えば、洛北のさらに北にある団地だけは今も変わらずその姿を残していた。変わらないと言っても、補修作業や内装のリフォームなど、当時と比べると随分と綺麗になったものである。

 それでも無くなったものも多い。小さな酒屋やスーパーなどは時代の流れとともに淘汰されていき、勿論、クソガキどもが寄っていた駄菓子屋なんかも今その姿は見えない。変わりに利便性は増しただろう。先ずはコンビニが多くなったこと。これが原因で酒屋などは潰れていったのだが、人々の暮らしには欠かせないものになっていた。舗装されていない道はアスファルトに塗り替わり、夜でも町の灯りで明るくなってきた。治安もそこそこ良くなってきている。


 時代がになっても変わらないと言えば、この土地に住む人間もであろう。彼達はこよなく地元を愛した。進学や就職などで遠く離れた地にいても、何だかんだ言って戻ってくる者も多かった。誰もがこの地元洛北を愛していた。例えばこの『中園屋』の店主だってそうである。


「ちょっと桐村きりむらさん、だから私は地元は下鴨ですよ。洛北じゃない」

「おお下鴨。また風流な名前どすなぁ、賢一郎けんいちろうさん」

「もう酔ってますね、この小説家」

「酔ってるな。に、してもあの桐村さんが小説家になるなんてなぁ。なぁ矢部やべ。ビックリだよな」

「矢部じゃないよ、梶浦かじうら君。俺の事は“矢部編集長”と呼べと言っているだろう。全く君はいくつになっても変わらないな。大体なにが小説家ですか、なにが昔からの夢ですか、残された人の気持ち考えた事あるんですかぁー桐村さぁん」

「“こいつ”なぁ、編集長になった途端、一人称が僕から俺に変わったんだよなぁ。薄っぺらいんだよ、お前は昔から。もう超薄いから、お前からは何もインスピレーションを受けないから」

「二人とも出来上がるの早すぎですよー。まだ集まってすぐじゃないですか」

あやちゃんの手酌が良いからだよー。おじさん、どんどん飲んでしまう」

「彩ちゃんなんて。もうそんな年じゃないですよ、桐村さん」

「桐村さん、梶浦君に怒られますよ? なんてたって彼は俺と同じで元ヤンなんですから」

「別に怒らねぇよ。それにしてもはじめさん、今日は石上いしがみとかも来るんですよね? 遅いな」

「もう、来るだろう。大体あいつらは昔からいつも遅れて来やがる」

「そういや、そうでしたね。後輩がそれじゃなぁ。下に示しがつかないってのに」

「だから、その後輩の後輩も昔から時間通りには来なかったじゃねーか。俺の弟も然り」

「ああ、なるほど。石上達のせいでか」


「――ういっす、遅れました。皆さん、お久しぶりです」


「おうおう、来た来た。主役様の登場じゃないか。間中まなかも久しぶりだな。ってか幸平こうへいもおせーぞ!」

「しょうがねーだろ、明日の予約の仕込みだ」

「儲かってるねー。今日はお前の奢りか?」

「抜かせ梶浦、ケンさんの方が儲かってるでしょ」

「いやー幸平君のところには負けるよ。今や雑誌にも載る鉄板焼き屋さんもだもん」

「ああーヤスさんも来たー!」

「おーヤス! 相変わらずヤスって顔してんなぁ、お前は」

「だから、それは一体どんな顔だよ」

「……よっ、佐藤さとう。久しぶりだな」

「久しぶりって、この間飲んだじゃねーか石上。またお前が吐くまで付き合ってやろうか?」

「あれ、そうだっけかぁ?」


『何はともあれ、今日は“同窓会”だから! 乾杯、乾杯ッ!』


「そう乾杯! 酔っ払いおっさん二人も勝手に交らせていただいてますよっと!」

「まぁ、三人ですかねぇ」

「そう三人! そういえば、古藤ことう先生もいましたね」

「いましたよ、忘れないでくださいよ」

「そういやと言えば、向こうも今日はだったんだよな。先生は行ってきたんだろう? あいつ達は元気だったか?」

「ええ、そりゃあもう。ここにいる先輩達と負けを取らない飲みっぷりでしたよ。皆本当に良く飲む。私はもう酔ってしまいましたよ」


「ならこっちも負けてらんねーな。おい石上、佐藤、お前等は駆け付け一升瓶だ」

「いや、もうそのノリやめましょうよ創さん!」

「遅れてきたんだから、それは普通だろ」

「でしたら間中もでしょうに」

「じゃあ皆で飲みましょうよ!」

「いいねぇ。下鴨賢一郎さん、久保田を一本ください。なに、私の奢りです」

「誰が下鴨だよ、島賢一郎だよ。しかし懐かしいですね、久保田は」

「あと、日光浴の塩も!」

「だから天日干しな」


「さぁさぁ、今日は小説家の奢りだってよ! さぁみんな、飲んだ飲んだ――!」



 大人になっても、どれだけこの先に年を取って困難が訪れようとも、“此処の人間”は変わらないのであろう。変わらぬ関係でいるのであろう。初めて会ったその瞬間から。それが良いか悪いかは、私には分かりかねる。しかし一つだけ言える事は、彼達といると、とても心地良いのだ。どれだけ成長しようとも、過ちを犯したとしても、変わらない間柄というものは確かにこの場所に存在している。


 例えるならである。


 きっと“今”も何処かで叫び続けている者がいる。それは正に魂の叫びだ。故郷にいる者も、いない者も、同様に叫び続ける。それが慟哭の声だろうと歓喜の叫びだろうと、一心不乱に叫び続けるのが人の性だ。己の存在を否定する全てを否定する為に、己の人生の躍動と矜持を示す為に、『俺は此処にいる』と、人は声高らかに叫ぶものである。





 しま、堅苦しい手紙をくれてどうもありがとう。返事が遅くなってすまない。あれから何通か貰っていたのに、返せなくてごめん。そっちはどうだ? こっちはまぁ、色々と大変だ。言語が違うとこうもコミュニケーションは取れないものかと毎日四苦八苦している。もう少し英語を勉強しておけばよかったと常々思う。それでも段々とチームには馴染んできて、ようやく本領も発揮できそうだ。

 そう言えば、こうやって、言葉を交わすのはインターハイ決勝戦以来か。あの時は、お前の活躍ぶりに心底驚いたし、悔しかったし、それ以上に嬉しいと思ったよ。本当だよ。何てたって、島は俺をバスケットに誘った張本人だから。今でも思うよ、島がもし転校せずにそのまま俺達と一緒だったならって。そうしたら俺もお前も徳史とくしと一緒に、洛真に行ってたかもしれないな。そうしたら、それこそ三連覇は夢じゃなかったかもしれない。でもそれじゃあ洛真が強過ぎるか。三人が別々の道を行って、良かったのかもしれないな。

 洛連のみんなは元気か? あいつ達を思うと、どうも懐かしくて心が温かい気持ちになるんだ。お前達に負けた時、俺は心底悔しかった。でもやっぱり負けるからこそ人生は輝くのかもしれない。亡くなった親父がこう言ってたんだ。


「人生で一番輝かしい時とは栄光の瞬間ではなく、絶望から這い上がる瞬間である」


 俺も今ではそう思う。お前達に、山岸に負けたからこそ、今の俺が在るんだと思う。シーズンが終わったら日本に一度帰国するよ。そうしたらまた皆で逢おう。その時は酒を酌み交わそう。洛連の皆にもそう伝えてくれると嬉しい。俺は……お前達と一緒の高校だったらなって、そう思うときがあるんだ。もしそうだったなら、どうなっていたんだろうと妄想していたりする。憧れていたのかもしれないな、お前達のその普遍的な間柄に。泉広洋いずみこうよう先生という人間に。憧憬の念を抱いていたのは確かだ。これはここだけの話にしてくれよ?

 あ、そうそう。山岸洋介やまぎしようすけは呼ばなくて大丈夫だからな。理由は言わなくても分かるだろう? 中々返事が返せないのも大半は“あいつのせい”なんだ。それから遅くなったけど、結婚おめでとう! 俺も早く良い相手を見つけるよ。じゃあまたな。


秋永涼 拝





「もう書けた?」

「書けた」

「じゃあやろう、1on1」

「やらないから、今からこの手紙を出しに行くから」

「はぁ! 約束だろうが! 書き終わったら1on1するって!」

「誰もしていないから。……お前、ストーカーもいいところだぞ。此処、何処だと思ってんの」

「バスケコートがある公園。いやーさすがだよな、日本にはこんなストリート出来る場所ないもんな。シドニーを思い出す」

「そうだよ、此処は日本じゃないんだよ、アメリカなの! お前マジでバカなの!? なんでこう毎日毎日、俺がいる所にいるの!?」

「お前に勝たないと俺がNBAプレイヤーになれないからだろ」

「……その行動力は何処から来るんだよマジで。お前がNBAプレイヤーになれないのは、普段のお前がポンコツだからだ。“ゾーン”に入れないと使えない選手なんて何処のチームも取らないだろうに。まぁ、そうゆう事なんで。じゃあなドラフト圏外」

「だからお前に勝負を挑んでるんだよ! バカはお前だろう!」

「あーはいはい。もう分かったから、一回だけな?」

「そう言って、涼は昨日も負けたけどな? 下手な癖にいばる所は変わらないな」

「負けてねーよ! 俺は忙しいの! 洋介と違ってなので! 三本選先取だ、それでいいな」

「よっしゃ、こい。勝った方が真のエースだ」

「“抜かせアホ”。エースはプロの俺に決まってんだろうが!」

「じゃあ負けたら引退な! で、俺と交代!」

「なんでだよ! 本当にお前は変わらないバカでアホだな――!」





秋永涼あきながりょう

――言わずと知れた日本人初のNBA選手。インターハイ決勝では京都洛連高校に僅かながら敗れたものの、素晴らしい実力は疑う余地なく、二十歳の時に見事世界に羽ばたいた。レーンアップを日本人初で成し遂げた選手でもあり、そのポテンシャルは現在でも未知数とも言われている。後にNBAでも第一線の名プレイヤーとして活躍。その名を世界の歴史に刻んだ。渡米して暫くの頃は、行き場を失くした山岸洋介の1on1の相手をしていた。なお、平成三十年の現在も現役であり、NBAの次世代選手が中々台頭しない原因にもなっている。


鷹峰壮たかみねそう

――高校卒業後、国公立の大学に進学。後に司法試験に合格。その後、児童養護施設『ひまわり』が存続危機に瀕した為、園長を引き受け手腕を発揮し回避した。後に同施設出身の『朝日優良あさひゆら』と結婚。バスケットは高校で辞めたが、趣味の範囲で現在も楽しんでいる。


中島敦なかじまあつし

――高校卒業後は地方の大学に進学。飛行機(戦闘機)好きが乗じて、そのまま飛行機部品工場に就職。日々、飛行機の部品作りに勤しんでいる。ちなみにパイロットにはなれなかったが、本人は満足している様子。現在も元洛連高校バスケ部とは親交がある。


星野翔太ほしのしょうた

――高校卒業後、父親である『星野全一ほしのぜんいち』の紹介で国会議員秘書を数年務める。後に、参議院選挙に出馬。見事当選を果たす。自身の生まれである団地の解体を阻止した事で有名であり、地元では人気の政治家となる。親子仲は良好なようだが、異母兄弟とはあまり仲が良くない。平成三十年現在、二度目の当選を目指し選挙活動に勤しんでいる。


上代翔かみしろしょう

――同級生である、沙村沙也さむらさやと悲願の結婚。二児の父となる。バスケットはプロになれる程の実力であったが、その夢を諦めた。理由は“一番”になれないから。親とも大変仲が良く、お互いの家族同士でしょっちゅう飲んでいる。なお、味噌汁だけは彼が毎日作っているという。


村川明むらかわあきら

――生徒会長の中村香澄なかむらかすみと二十歳の頃に結婚。自身は卒業後、美容師の専門学校にて技術を学ぶ。下積みを経て独立し、カリスマ美容師と呼ばれるまでとなった。元洛連高校バスケ部とは親交があり、月に一回バスケットを楽しんでいる。


島雄一郎しまゆういちろう

――二十歳の時に藤代美代ふじしろみよと結婚。インターハイ決勝での無理がたたり身体の麻痺が悪化していたが、根性のリハビリで現在は回復してきている。秋永涼とは手紙で連絡を取っており、親交は今も続いている。怪我がなければ、間違いなくNBAプレイヤーだったと、専門家は口を揃えて言う。


玉木宏たまきひろし

――卒業後は地元のパン屋に就職。パン作りを一から学ぶ。その後独立し、カツサンド専門店を開いた。ただ、つまみ食いがひどく売上は赤字である。二十五歳にて糖尿病になる。以来、健康管理には気を付け、かなり痩せることとなった。痩せた姿は、上代翔いわく「まるで別人」とのこと。


滝沢悟たきざわさとる

――東京の大学に進学。卒業後は証券会社に就職。元洛連高校バスケ部の中では星野翔太を除き、一番の出世頭となる。本人曰く「普通はもう飽きた」とのこと。元々顔立ちも良かった為、女遊びが今でも激しい。


横井士郎よこいしろう

――洛連高校が栄光の初優勝を果たした翌年も、主将として果敢に優勝を目指すも予選敗退。卒業後は山岸洋介を追いかけアメリカに旅立った。その後の消息は不明とされていた……が、突如日本に凱旋(本人の中で)。バスケットのプロテストに合格し日本に旋風を巻き起こした。帰ってきた時の彼のプレーは、学生の頃より数段上の磨きが掛かっており、専門家は頭を悩ました。その原因はいまでも不明とされる。後にオリンピックのバスケ代表選手となる。


村井徳史むらいとくし

――卒業後はバスケットの名門大学に進学。後に、日本のプロバスケット選手となる。秋永涼、島雄一郎とは親交があり、現在も年に一回は会う仲である。ちなみに同じ洛真高校らくしんこうこうスタメン選手は全員日本でのプロ入りを果たしている。2016年開催の「リオデジャネイロオリンピック」に於いては、日本代表選手に秋永や北原と共に選出され、主将を務めた。


北原祐一きたはらゆういち

――村井徳史と同じ大学に進学、プロ入りを果たす。村井と共に日本のバスケットボール界を盛り上げた。後に日本一のガード選手と称されるまでとなる。「リオデジャネイロオリンピック」では、嘗ての“中学校の同窓”と全日本代表として再会。再び同じ釜の飯を食べる事となった。


中村信也なかむらしんや

川崎努かわさきつとむ

猪俣敦之いのまたあつゆき

――共に、別々の大学に進学。卒業後はプロ入りを果たし、日本代表選手として選ばれる。秋永や北原と同じチームとして再会した時は、声を大にして三人とも喜んだという。なお、いつも冗談を言っている猪俣は無視されがちであり、川崎はインターハイで中村に負けた事を根に持っており、三人自体の仲はさほど良くはない。


星野全一ほしのぜんいち

――元全日本代表選手である。曾祖父は東北出身初の内閣総理大臣であり、政治一家。秋永世代が引退後も明島川高校あけしまがわこうこうの監督を務め、五度の全国優勝を果たした名監督。隠し子と噂された「星野翔太」との仲は現在良好で、家族旅行も行っている様子。所謂プレイボーイでもある。洛真監督「山岡鉄心」とは全日本代表の先輩と後輩の間柄。


山岡鉄心やまおかてっしん

――村井らが引退後も洛真監督を歴任。元全日本代表の先輩でもある「星野全一」が率いる明島川高校とは、幾度となく競い合った。洛真高校のコーチを務める「押切桃子」の猛烈なアプローチを受け、結婚を決意する。しかし、自身が未だに盤上の泉広洋いずみこうようを追いかけている為、度々夫婦喧嘩をしている。


押切桃子おしきりももこ

――元プロゴルファー。怪我が原因で引退後、予てより山岡鉄心のファンであった為、洛真高校男子バスケ部のコーチに就任する。ちなみにその際にバスケットを猛勉強した。後に山岡との恋愛大願成就を果たす。軽いストーカー気質。


泉真理いずみまり

――暫く教職を離れていたが、現場復帰。校長として、再び荒れていた北辰中学校ほくしんちゅうがっこうの学校改革の陣頭指揮を執った。鬼般若の異名は現在でも継承されており、最近の北辰中学生達には「鬼般若校長ババァ」などとも呼ばれているが、得意技の上段蹴りで一蹴している。二人の娘である、結衣ゆいはモデル、真衣まいはバドミントンの道に進んでいる。



遠藤悠花えんどうゆうか

――洛連高校が優勝した次の年に、教師を退職。一人で世界を放浪する旅に出た。目的は更なる「天衣無縫の者」を探す為。放浪の末、アメリカのケンタッキー州で「山岸洋介」と再会する。熱い抱擁の後、彼以上はいないと悟り結婚を決意した。山岸が現役中は献身的にサポートをし、引退後も彼と生涯を共にした。

 なお放浪の旅の途中に、自身の人生を変えた小劇団の「天衣無縫の役者」と再会を果たしている。


山岸洋介やまぎしようすけ

――卒業後、進学はせずアルバイトを始める。NBAプレイヤーを目指していたが、先に秋永涼がなった為、彼の後を追い、単身アメリカに向かう。しかし、一向に相手にもされず、また中々NBAプレイヤーになれない事からアメリカ大陸放浪の旅をはじめる。(その頃に何故か横井士郎と再会を果たし、二人共に各地のストリートの賭けバスケで生計を立てていた)

 ケンタッキー州でウィスキー作りの手伝いをしている最中、遠藤悠花と感動の再会を果たす。再び彼女に求婚し、今度こそ結ばれた。

 その後、何故かアメリカ国籍を取得。そして念願のNBAプレイヤーとなる。2016年の「リオデジャネイロオリンピック」では、日本代表チームの前に“アメリカ代表”として再び立ち塞がった。当時の宿敵達と立ち塞がるその様は、変わらぬ仁王立ちであり、その光景を見て世界中のバスケットファンは歓喜し、鳴り止まぬ喝采が再び“彼達”を包んだ――。





「やぁやぁ。今日こそ決着をつけようじゃないか」

「抜かせ、アホが。お前はだろうが」

「ああーはいはい。御託はいいからとっとと来なさい。格の違いを教えてやんよ」

「バカ野郎、それは俺の台詞だ」

「じゃあ今度こそを決めようじゃないか」

「お前に、言われなくても」


『“世界のエース”は俺に決まってんだろう!』






《なつにふるゆき 了》










 ここまで付き合ってくださいました皆様、ありがとうございます。Nihaと申します。書き始めて早三年。当初はもっと早く終わる予定だったのですが、気付けば三年も経っておりました。中々に遅い更新で申し訳ございません。拙い文章であり、誤字脱字誤用も多々あったかと思います。最後までお読みにくださいました皆様には感謝の気持ちしかございません。

 青春という言葉が好きで書き始めたお話ですが、ライブ感で書いてることもあり迷走してしまった感があります。最初とか全然バスケットしてないですし。バスケットはバスケットで描写が難しいですし。もう途中、てんやわんやでした。日々精進ですね。

 それでも三年間、本当にありがとうございました。また出会える日が来ることを心から願っております。その時は暖かいお言葉をもらえますと幸いです。


 それでは時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。


《令和二年十二月十五日 Niha》

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