4月になりました! 花粉症が気になります!

平成一桁台なんて終わりだよと言われたよ。


 いんやー。店に入ればどこもかしこも、しんっきくさい曲ばッかり流しているなと思っていました三月も終わり、今日から四月になりましたね。こんばんは。木元です。


 三月の街って嫌いなんですよ。湿っぽい別れの曲ばかり流してて、耳にカビが生えるかと思います。何で終わりのシーズンに、別れの曲なんかかけるんでしょう? かけなくたって季節柄、勝手に辛気臭くなるのに。私は気分が下がってしまうのを避けたいので、何かしらのお別れ会を開くとなったら、会場を夜の公園にし、両手に火を点けた手持ち花火を持って、園内を走りたくなります。走りながら素面で、「ヒアッフゥウウウ!!」と叫びたいぐらいです。もうそれぐらい――。辛気臭い空気、嫌い。と、友人に話したら、引かれました。私の顔が、余りにマジだったからだそうです。でも冗談でも、両手に手持ち花火を握りながら奇声を発しつつ、三月の夜の公園を走りたいですなんて言う二十四歳の女も、かなりキマってると思いますけどね。サイコホラーなんじゃないですか。


 歳と言えばこの前、一緒にゲームして遊んでた末の弟(この春で高校三年生の十七歳)に、「姉ちゃんってそう言えば何歳なの」って訊かれたんです。「今年で二十五歳だよ」と答えると、「じゃあもうオバサンだね」と即答されまして、一瞬の内に懊悩したものの、「うッ……。うん……」と、タイムラグを生まない内に答えておきました。


 私と彼は七つ歳の離れたきょうだいでして、かつ私は五月生まれで、彼は二月生まれなんですよ。大人になってもちょっと開いてるなとは思いますが、子供の頃の七歳差ってかなり遠くに感じるじゃないですか。小学生の頃は、中学生や高校生のお兄さんお姉さんが、物凄く大人に見えたように。まだ人生が短いので、一年という時間が大きく感じるものです。「せやかてお前、二十五歳はまだオバサンちゃうやろハゲぶっ飛ばすぞ」としょーじき反射的に思いましたが、そうやって年齢に対し過敏になっている時点で、確かに私とは、既にオバサンなのかもしれない……。そう言えば大学時代の友人も、親戚の女子園児に、「でもお姉さん。平成一桁生まれなんてもうオバサンだよ」と言われ、死にたくなったと話していた……。


 とか何とかを一瞬の内に、頭フル回転させて葛藤しましてですね、ここは騒いだ方がまるでオバサンみたいだと、彼とのその会話は、そこで終わらせました。後で冷静になって振り返れば、下らない意識だと気付きましたけれど。誰だっていつかはジジイだしババアじゃーん。それに個人的な意見ですけれど、年齢気にしてる女性って見ててめんどくさいですし。「私何歳に見える?」とかかましてくる方を見ると、同性でもうっわめんどくせって思いますし。


 あれって、わざと若めに答えておくのが処世術だって後から教わったんですけれど、真面目らしい私は、ちゃんと当てないとと真に受けて本気で当てに行ってしまい、ニアピン賞をゲットし場を凍り付かせる失態を犯しまして、需要がなぞいその女上司のプロフィールを、職場へ強制公開させた事がありました。ニアピン引いた上に、「当たってますか?」とか訊いちゃって。訊かれた以上正確に答えなければという確認の為の言葉だったんですけれど、今思い返せば完全に追い打ちでしたね。私を可愛がってくれていた別の上司はゲーラゲラ笑い、友人にはかなり厳しく注意されました。成長した今ならば、そうした大人の対応ってヤツが出来ますが……。そういう女心は、私は持ち合わせたくないなあと。老いから目を背けてるみたいだし。


 という訳で、ワタクシ来月二十四日で二十五歳になりますが、今後とも宜しくお願いしまーす。まともに活動再開出来るのは、まだちょっと分かりませんけれど。年齢を隠していかないスタイルとはそれはそれで、世間の目がどうでもよくなってきたオバサンぽいのではないかと今ふと思いましたが、このお題自体がもう七面倒なので、これで結論とします。自分で書いておいて何でしょうこの態度。明日になったら、「ほんましょーもない事書いとんなお前」って、己に呆れる予感がヒシヒシとする内容ですね。頭の悪い内容過ぎて、消してるかもしれません。



 まァでは今回は、この辺で!



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