前のエピソード――ツイてないなと思いましたが、振り返ってみると中々よい締めを迎えられた一日でした。

　皆さんは、頭から離れない言葉って、ありますか。私は、一定の期間内だけ強烈にある言葉を繰り返し思い出してしまうという事がここ最近ありまして、去年中々頭から抜けてくれなかった言葉は、「ケツを強打した先輩の話」。でした。そんな先輩は、存じ上げません。

　そもそもどこから来た言葉なんだろうこれはと思い返すと、多分、小説のネタを考えている内に、出て来た言葉だったのでしょう。何か面白い話になりそうなネタは無いだろうかと、どうせ寝る前にでもボヤーッと考えていたんです。そしたらこの様（ザマ）。

　最近は、「自転車を食べる」っていう言葉がこびり付いてしまったようで、実はこのドブコン用小説を書き始めた頃からずっと、作業中に浮かんでは消えているのです。「自転車を食べる」。「自転車を食べる」。「自転車を食べる」。

　食えねーよ。そんなもんは。

　でも消えないのです。

　私いつからこう、重力を感じさせないような思考をするようになったんでしょう。自由とか、無秩序ってレベルじゃないでしょうこれ。あほじゃないですか完全に。

　小説を書くようになってからこう、何て言うんでしょう。口に出したら即不思議野郎認定を食らいそうな事を、よく考えるようになりました。まあ昔から、私生活が見えないとか、何考えてるのかちょっと分からないとか、言われてはいましたけどね。いやでもこれは……。明らかに、一線を画している。今ネタのメモをぱっと見たら、「ショットガンで襲い掛かって来るゴリラ」、「足売りババア」、「換骨奪胎？」って、書いてました。こっちが訊きてーよ。何ですかこのメモ。「ヘルガスナス」とも、書いてました。何でしょう本当。雑過ぎてちょっと分かりませんね。検索かけたら、分かるのかも。

　ぼんやりしてる時に取ったメモっていっつもこんな風に中途半端だからわっかんないんですよねえ……。いつもはちゃんと、「狂犬病を調べる。終末世界のネタに使うから」ってな風に、きっちり意味や目的を添えてるんですけれど、いきなり「２４３」ってな感じに単語だけ書かれたら、何が何やら全く分からなくて。まあいいんですけれど。兎に角要る（・・）と判断して残されたものの筈ですから、後でちゃんと調べるんですけどね。ああ。過去の自分に振り回されてる気分。いや、この奇妙な感覚も小説のネタになるかもしれないと考えているという事は、それも悪く、無いんでしょうか。ジャンルはSFかなあ。ホラーとか？

　この過去の為に現在という時間を擦り減らしてる感じ、中々、妙な気分になりますよ。いい加減過ぎて本当にこれ、自分が残したメモなんだかって。調べても何が知りたかったのか一切分からないまま中断してしまった単語も、少なくありませんし。まあそんな事はいいとして。

　――今日は何も零してませんよ。ドブコン用小説で、4,169文字です！　やっほーい！　明日には合計文字数、30,000文字突破します！　ええ感じやなあ。もう春ですからすぐに肩凝りも悪化しないし、いい調子です。今日もあともうちょっとだけ頑張って、余裕を持って100,000文字目指したいですね。何が起きるか分かりませんし。審査側のピックアップもあるそうですが、読者選考がある以上ランキングはどうしても気になってしまいますけれど、まずは参加資格の文字数を、突破する事を考えなければ。頑張ろう。ここの所ただの文字数を記録する回になってしまってきてますけれど、読んで下さって、本当にありがとうございます。励みになってます。あー言ってる間に開催されますもんね緊張してきた……。気合入れていかにゃあ。

　最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

　では今回は、この辺で。