2月もバリバリ行くぜ、読書強化月間だ!

早速発見がありました。


 どうも。こんにちは。木元です。節分っすね。高校二年生の昼休みに、ほぼクラス全員参加で教室にて行われた、豆撒き大会を思い出します。学校側が催したものではなく、二年一組が後先考えず勝手に催した、非公式イベントですね。二年一組とはそれは学年でも名高い、馬鹿の巣窟でした。


 あんなせっまい教室でですよ? マメ持ったボーイズアンドガールズが、鬼目掛けてぶん投げる訳です。鬼役の子はクラスでもお調子者とイジら――愛されていた男の子一人で(その時点で三十人強VS一人という狂気)、四方八方からマメを叩き付けられている光景は、何かの儀式かと思いました。てか場所が狭いもんですから当然鬼役以外の子にも被弾してですね、そこから争いの火が起こり、鬼役も男女も敵味方も無い、マメを弾丸とした戦場が出来上がる訳です。混乱に乗じて鬼役の子も反撃に出て、しまいには奪ったマメを投げていた気が。節分って何でしょう。私は偶然、軽音部の方で仕事があったので外しており、戻って来た時は床一面に踏み潰されたマメが散らばる教室で、疲弊したクラスメート達が、まだマメを下ろさず戦い続けていました。


 ――なんて過去を思い出しながら迎えました二月の三日! マメにはこれと言って関係がありませんが、中々読めていなかったフォロー作品を読み始め、気付いた事が早速一つ! てかこの日記フォロー数とかレビュー数がまた増えてまして、驚きと感謝でいっぱいです! 皆さん、ありがとうございました! 今朝の七時頃にはカクヨムさんのトップページに、注目の作品って所ででかでかとこの日記が載り、朝からテンションが高めです! ヒュウ!


 夢だったんすよねートップページに、自分の書いたものが載るっての! ホームではまだ成し遂げた事がありませんでしたが、まさかのカクヨムさんでの達成で嬉しいです。やっぱり分からないなりにでも頑張れば、付いて来るものが結果なのでしょうか。分かりませんが。今日も頑張ろ。


 それでですね、何が気付いたのかと言いますと、フォロー作品と、自分の小説の読まれやすさについて。


 例え書き手でも活発に活動しているユーザーさん程、読む事にも力を入れています。フォローしている作品数が十二十を超えているなんて、結構普通では無いのでしょうか。私の現在のフォロー作品数は、三十九です。これでも少ない方ですし、わざと抑えてる部分もあるんですよ。余りにフォローし過ぎると、全作品を把握する事が難しくなって。読み終えたからってフォローを外すのも、自分の読書記録を持っておきたい身としては何だか寂しい。だからまあ、結局増えてはいくのですが、百作品以上をフォローしているユーザーさんも、結構当たり前みたいにいるんですね。となると、そこから更に自分の小説を選び抜いて貰うには、フォローを貰えただけで「読まれるかも!」と、満足してしまうのは、ちと早計ではと思いまして。


 例えば、一話ごとの文字数や、書いている小説自体の行間が、障害になる事があるように。


 小説の方でもそうですが私は、ネット小説らしくゆったり行間を取って書いています。風通しよさそうな。スマホなんてちっさい画面に、紙媒体の本みたいに詰めた行間で、縦書きから横書きになっただけのような体裁でビチィッて迫られると、多分読むの辛いんですよね。内容以前にその文字列が、重いプレッシャーとなってしまって。まあ私ガラケーの上に、外では基本ネットしないんですけれど。やっても鞄に忍ばせたノートパソコンで、カタカタやってます。でも、携帯端末の画面の小ささって知ってますし、弟達のスマホとか見るとやっぱり、この狭い画面上で紙の本みたいな体裁で小説を載せるのは、読者が掴みにくい所か自分で突き放すようなもんだよなと、個人的にですが思います。特に、読者選考型のコンテストを採用している、カクヨムさんのようなサイトでは。


 ……なんて書いてますが私、ホームじゃギッチギチに書いてるんですけどね。本みたいに。ホームでのコンテストは読者選考が無いからというのと、私やっぱり、紙の本が好きなんですよ。だから、読者をかなり逃す事になるのは承知の上で、ギッチギチに書いてます。ギッチギチに書いてても特集に組まれたという事は、内容さえあれば運営さんもチェックしてくれるという、やっぱり小説だって流行りじゃなくて実力主義であるという自信と証明と、特集されるレベルなら行間がどうなっていようと、矢張り読者は付くという事。ホームではそのタイトル、私の小説の中じゃ二番人気です。

 だからカクヨムさんでも、そのままの詰めた行で行こうかなとは思いましたが……。いえ、こちらのコンテストは、読者選考型。兎に角読んでもらわねば始まらないし、ここは意地を張る部分ではないと、最初はもう嫌で嫌で仕方ありませんでしたが、このような行間に。今はもう、すっかり慣れてますけどね! やっぱりネット小説なんだから、開けた方が読みやすいし読まれやすいって(調子がいい)!


 この経験は見方を変えると、あるヒントになります。

 同じ内容でも行間を変えるだけで、ほんとにPV数なんて上がるのかという疑問の答えへ。


 結論から言うと、上がります。比べ物にならないぐらい。ホームとカクヨムさんで、それぞれのサイトの特徴や、各サイトでの目的に沿うよう活動方法を変えている私の経験から言えば、開けて書いた方が同じ中身でも絶対に読まれます。


 ネットとは気軽さ、速さが売りのメディア。パソコンやスマホの動作が重くなると、イラつきますね。短気な大阪人である自分なんて尚更です。そこで展開されるコンテンツとは何であれ、どこかでお手軽でなければなりません。つか手軽じゃないとわざわざネットでやる理由なんて、きっと無いんです。いつでもどこでも、道具や条件さえ揃っていれば誰でも使える。家でも外でも、海外でも。そこを利用して様々なサービスやお仕事が存在しているように、例え趣味で書いてるネット小説であろうと、ネットの特徴を踏まえずに活動してしまうと、思うような成果は上げられません。

 ホームで詰めて書いてるのは、そもそも誰にも読まれないだろうと、本当に自分の楽しみの為だけに始めたからなのですが、まあ読まれたいならまず、開けて書いた方がいいです。特にカクヨムさんのような、読者選考が入るコンテストが開催されるようなサイトでは。

 気が向いた時に、いつでも読めるのがネット小説です。だからその特徴に沿うように、小説の見栄えも整えてみますとあら不思議。空行を足しただけで、とっても読まれやすくなったわという事になりました。


 絶対開けた方がいいですよ! 加減はお任せしますが、ギッチギチだけはやめた方がいいです本当に。

 少しでも読まれたいという心があるのなら、手間を惜しんではいけませんし、妙なプライドにこだわってもいけません。面白いんだって自分の作品に絶対の自信があるなら、尚更開けてみましょう。中身同じなんだから読まれやすくするように努力する事は、何も馬鹿らしくないですから。原稿用紙を出しているのではなく、ネット上で書いている、ネット小説なのだという事をお忘れなく。ここでは手軽さが大きな鍵です。味方に付けるか敵に回すかで、PV数って本当に大きく変わりますよ。



 で、既に三千字オーバーしたタイミングでするのも説得力の無い話ですが、一話ごとの文字数も、読まれやすさに大きく関係してきます。


 この日記は、気が向いた時に気楽に書く事を目的としておりますので、一話ごとの文字数は余りこだわっていないのですが、小説の場合大体ですけれど、一話は千四百字から三千字ぐらいって決めてます。大体、二千二百字か、二千三百字ぐらいが平均でしょうか。たまに短かったり、大幅に超える時もあります。構成の都合とかで。自分では結構、小刻みに分けてるなって思ってます。もっと一話の文字数多い方、沢山いらっしゃいますし。

 なんですけれど、この小刻みと思っていた方の一話のボリュームですがね、読み手に回った時、全然そうでも無いわって思ったんです。今日の午前七時頃に。つかぶっちゃけ、確かに読みやすい軽めの分量ではあるけれど、でもまだ抑えた方がいいなって。


 それは何故か。自分がフォローしている作品を閲覧する際の、自分のカクヨムさん内での動き方です。


 まず自分は、一作品に多くの時間を当てての一気読みでは無く、フォローしておいた各作品を大体一話か二話ごとに、まんべんなく読むんですね。読むってなったらその日は多分、五作品は読むんです。一話か二話ずつ。皆さんどんどん更新していきますから、ちんたらですが偏り無く追いかけた方が、誰かの一作品を一気読みするより追い付きやすいですし、何より、余り一作品ばかり読んでいると、それまで読んでいた他の作品の内容を、忘れちゃうんですよね。おおまかな筋は分かってるけれど細部の設定や伏線を忘れて、十分に楽しめなくなるんです。それはやだなあと、ちびちびですが定期的に、連載中作品は全て読むようにしてまして。偏り無く。多分皆さんも、そんな感じに動いてる方多いんじゃないですかね?

 フォロー作品が多くなってくると、読むだけでも大変です。だから今は一旦ストップかけて、追うのに専念してるんですけれど。


 だから自分の作品も、そうしたハシゴの中で閲覧されていると考える方が、多分現実的なんです。となるとですね、自分の小説が読まれる頃には読者さんは、既に何作品か読んでいて、ある種の疲労が溜まっているとも考えられるんです。


 ネットって目ぇ疲れるじゃないですか。そもそも読書という行為自体が、結構疲れるんですよ。じっと動かないで文字を目で追うって、若くてもやっぱり。そこで、今日は読もうとフォロー作品の一覧を、開いてみるじゃないですか。手が伸びる順番は、今気になっている作品順でもあります。読んでいる内に、今日は読むつもりなかったけれど、あれも読んでみようかなと、他の作品にも手が伸びる事もしばしばです。でもちょっと、躊躇ってしまう瞬間ってあるんですよね。


「これ……。読みたいし面白いって思ってるけれど、一話の文字数多くて今はちょっとなあ」

 

 無い事は無いと思いますよ。申し訳無くて言わないだけで。私も今、若干やっちまったと思っています。遠回しにお前の小説読み辛いって、三十九もあるフォロー作品の各作者さん達を、敵に回すような発言をしましたから。アッ! やめて! ごめんなさい通報しないで!!


 でもこれ、マジな話ですよ? 今朝フォロー作品読み終えてから、自分の小説の公開作業したんです。公開時期は未定ですけれど、『府道63』っていうやつ。『鬼討おにうち』と同じように、二千二百字から二千三百字を一話分として、簡単な推敲を残すだけになっていた冒頭の数話を読み返したんですけれど、ああこの量、キツいわって。読まれるタイミングがもし後ろの方だったら、今日はいいかなって飛ばされる可能性があると。


 もっと一話ごとの文字数の上限を厳しくして、常に二千字程に刻んで投稿しないと、フォローは頂けても後回しにされたり、その内まあいっかなって、フォローそのものを外される原因になってしまうと感じました。つまりハシゴを前提とした、どのタイミングでも内容以前に、読む事への負担を理由に敬遠されるのを防ぐ文字数で、投稿しなければいけないと。特にコンテスト目当てでやって来た、自分のような人間は。

 その調査を兼ね、『鬼討』は今まで通りの文字数で投稿していきますが、『府道63』はもっとコンパクトに、上限を二千字と再設定した文字数で挑戦します。既に各エピソードの調整を始めました。もし中身以前に、文字数で読むのめんどくさいって思われていたら、こんな馬鹿馬鹿しい事はありませんし、更に読まれやすくなるかもしれないという、大きなチャンスにもなります。

 ――この場を借りて説明させて頂きますが! 決して皆さんの作品がつまらないと言っているのではなく! 一話の文字数で読まれやすさって変わるよねって個人的見解に過ぎず! どうか誤解はしないでぇ!!



 では今回のお勧めは、榊 香さんの、『四月十一日 午前六時三十分ごろ』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883904251


 一話完結の、エッセイ・ノンフィクション。文字数は5,461文字で、タグと、セルフレイティングは無しですね。

 作者さんが体験された、ご家族を見送った際のお話です。気軽な分量ですので、是非!



 それでこちらは、私の『鬼討』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884394457


 結構リンク貼ってきましたから、紹介文のネタが無くなってきましたね……。メインヒロインの性格が、意図せず自分と近い感じになっていまして、書いてると辛い事が間々あります。くっら。来週の今頃には、一話更新出来たら嬉しいなと思ってますね。


 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。



 では今回は、この辺で。



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