第44話謎のエストロイド

(ユリアは心の声を出しています。)


「急いでどこかに隠れなきゃ...」

ユリアは急いでそこらの岩に隠れる。同時にエストロイドがユリアのいる階に降りてきた。


「どこだあ?出てきやがれ! ...上に逃げたか?」

エストロイドは上に戻っていく。



「ふう...とりあえず」

「と思ったかああ!!気付いてないとでも思ったか!?」

「!!!???」

ユリアが安堵の息を吐いたとたん、エストロイドが襲いかかってくる。

「死ねえ!」

「くっ...こうなったら!あの時の石を!」



「えいっ!」

ユリアは力強く石を投げる。

「なっ!?目がああああ!」

「あっ、口封じ魔法の効力が落ちている!これならっ... エイス・セレナーデ!!」

「ぐああああああああああっ!」

エストロイドは呆気なくやられてしまった。


「た...助かった...今度は」

「残念!倒したと思った?ねえ!ははは!

あれ分身!」

なんてしつこくウザイ奴なんだ...



「今度こそおわ...ピロロロロロ 何?帰還命令?今いいとこだけどしゃーねーな...」

「...?」

「いいか、次は無いと思え、ではな!はははは!」

「... はっ、グザナギさんの所に戻らなきゃ」

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