第33話 立ち去る四輝石

「... まあこれぐらいではなくてはな。あんな奴に苦戦してたら俺はグザナギを殺していたさ。」

「おいルヴァイル、さすがにそれはないだろ...」

「...そうだな。じゃ、俺達は故郷に帰るか。もう時間が無い。 グザナギはどうするんだ?」

「俺は...次の島『セストゲン』へ行く。グザナギ達を見守らなくてはな。」

「そうか。じゃ、またいつか。」

「おう。」

ルヴァイル達3人は早足で山を去った。


「ふう...よしルヴァイル俺と...って、いねえ! ま、いっかとりあえずこの橋を使わなきゃな」


グザナギはユリアを連れて島の岸辺にたどり着き、皆忘れていたであろう橋を使った。すると、海の上に大きい橋が完成された。


「じゃあ、いくぞ!」

「はい!」

「新たな大地へ!」

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