誰かがかけてくれていた術なのか、獣の血の作用なのかはわかりませんけれど、泰河、助かって良かった……。朱里ちゃんとのやりとりで、色々ウルッときてしまいました。ちゃんと助骨である彼女に出会えていて良かった……!
辞めたくてもたぶん向こうから来てしまうでしょうから、きっと否応なく関わることになってしまうでしょうけれど、泰河には少し自分を癒す時間が必要そうですよね……。
数年前に、乱後の島原への移住(確かそれは徳島からの移住者たちのものでした)が有ったことを証明する一次資料が発見された時、他から移民を連れてこなければ立ち行かないほど、それほどに苛烈な弾圧だったのだと改めて驚きました。そして、その移住者たちが、弾圧された方々のことや、その移住に対して、どんな風に思ったのだろう、とも。
いつか互いに「違う」ことが認められる寛容な世界になると良いですね。
作者からの返信
泰河の自死ならずの種明かしは、次作に続きます(^^)
護られるということは、ある意味自由も無いですよね...
安心と取るか、窮屈と取るかは
相手と状況次第になりますが
全て離れたところで、朱里さんに逃げた泰河です
ここで作品完結にしたら、「今まで何だったんだ!」ってなるな... と
微かに考え着いたのですが、やっぱり続いていきまーす
天草・島原の乱以降、しばらくの間 原城周辺は、無人の土地だったようですね
別の場所であっても、耐え忍び
教えを守り通した隠れキリシタンと呼ばれる方々のことも、尊く感じます
若生さんが仰るように、違うということを互いに認められるような世界になればいいと、俺も思います
ひとつの星にいるのに、認め合えないのは寂しいですね
ここまで読んで改めて「罪人」というタイトルに唸りました。
序盤の正座した男の首がちぎれていく様子とか生々しくて背筋が凍りましたし、描写がやっぱり冷静でリアルでお上手だなぁとしみじみ思いました。
さやかさんとゾイが作る肉じゃが、とても美味しそうだったのでわたしも実際に作っちゃいました!^-^
榊の狐姿……クリーム色で可愛いと言われているところで想像して癒されました!
パイモンが脳の仕組みを苺大福で説明してくれたのは、絶妙にイメージできました。
今回は人間の構造とか情報が豊富でしたし、天草四郎のあたりもへぇーと何度も思いながら拝読しました。
最後は泰河が生きていて良かったですが、今後朋樹たちとどうなっていくのかとても気になります!
本当に要素が盛りだくさんで毎話面白かったです!
作者からの返信
おはようございます
コメントありがとうございます(^^)
一方的でない限り、何が誰が罪なのかは、難しいですね
見方にもよりますし、立場にもよりますし...
肉じゃが、美味いっすよね(^^)
榊、クリームの毛色なので
いつか頭に椿の花でも飾る話を書こうと思います
今回はパイモンさんに活躍していただきました
苺大福でイメージしていただけて良かったです
ホッとしてます(^^)
日本のキリシタンといえば、天草四郎さん かと思い、登場していただきました
緊急事態宣言前、冬に原城跡にも行きましたが、何も無くて切なかったです
罪人、長めの章になりましたが
お付き合いいただき、ありがとうございました(^^)/