5万字の創作は……

「引退した魔王が行きがかりで勇者を倒しました」

というのをタイトルにして、5万字の創作を書いてくれっていう カクヨムの企画。

参加しようかと思ったんですが、待て待て、デビュー作がそれでいいのか、

という理性の声がささやくのであった。

けっして、遅筆だから言い訳してるのではない(してるだろ)。


まあ、とにかく2万字までは書きました。

でも、だんだん虚しくなってきました。

どこかで聞いたようなストーリー展開なんですよね(水戸黄門っていうのかな)。

そのストーリーに、光るモノがあればいいけど、どこにもなさげだし。

ありふれたお話を、ありふれた口調で書いてたら、

ライバルには勝てないですよね……。

わたしは、文章は書けるでしょうが、そのなかに個性が見当たらない。

ひとに 「テンプレなんて個性がない」 なんて言えた義理じゃない。


夫は、PTPがお気に入り

夫は、「パートタイムパトロール」がお気に入りなんです。

ほかのだれも、思いついてないアイデアだからね。異世界ものより、時代小説っぽいところもいいって。

でも、時代小説は難しいんです(差別用語問題とか、いろいろあるんでね……)

もちろん、アイデアはあります。

広島で、放送時間が繰り上がったWBS。この番組の最後の辺りにあるトレンドたまごや

ロングセラー研究所には、PTPのためのアイデアがばっちり入ってます。

ただ、それを処理する能力が、わたしにはないんだな……。

電撃用に書いた パートタイムパトロールも、わたし的には不満でしてね。

いつのまにやら67もアクセスがあって、非常にうれしいんですが、この話、もっと面白くなるはずなんですよ。

パクリが多い話は、面白くないです。(パクリはあっていいと思うけど、アレンジは必要!)

それと、気づいたこともあります。

宮部みゆきの小説を読んでると、ひじょうに上手く世相を切り取っている。

時間SFで世相を切り取るのもアリかも。

NHK朝ドラ『半分、青い』 なんてちょっとまえの話だけど、りっぱに時代小説的だからね。

わたしにない、緩急をつけたお話作り。

訓練で身につけられるでしょうか。才能がないからムリかな。


構成の盗用

いまから15年前の小説を見直してみて、構成もへったくれもないめちゃな文章に、よくもまあ書ききることができたなと

恥ずかしさで顔から火が出ます(ぼわっ!)

でも、あきらめずに書いてきたおかげで、構成を盗用するレベルまではいきました。

問題は、一から構成を作れるかどうかってところです。

読者をガッカリさせず、最後まで読ませて楽しませる。

そういう小説は、いまだ書けていません。

5万字縛りのタイトル縛りも、ハードルが高い(どこかで見たキャラクターは書きたくないのでね)。

まずは3万字でホラーに再挑戦、してみますかね。

数行おきに面白いお話。自分が書いていて楽しい話が、やっぱりいちばんです。

売れるってだいじ。


(2018/08/23現在、なんと日々の事柄のカクヨムアクセス量が累計1170PVを越えました。

 いったい、この日記のどこにそんな魅力があるんだろう? よくわからん。

 なんにせよ、毎日アクセスありがとうございます。今後ともどうかよろしくお願いします。)

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