パートタイムパトロール、連載中!

パートタイムパトロール、カクヨムで連載中!

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886332494 にて、PTPを連載中!

15日に連載を終了予定です。ここまでくるのに20年ぐらいかかったかな……。勢いはあるが、時間SFのルールが少々、わかりづらい。

自分でも、雑然としている文章をどうすりゃよかったのかわからなかったんです。

夫や他人に見せて助言をいただき、自分なりに描写を書き加えたり、手直ししたりしてUP中!

選考に漏れたら、アマゾンで自費出版の予定です。

普段からツイッターで宣伝してないし、交流もぜんぜんしてないから、売れないだろうけどさ。

ただ、わたしにしか書けない話だと思う。

用意されたアイデアでも、たとえば 『守り人』 シリーズ なんかは好きですねー。『荒神』 は、ところどころ、つじつまが合わないんですが好きです。

時間旅行とタイムパラドックスなら、最近感動したのが、『ナミヤ雑貨店の奇跡』 と 『ラプラスの魔女』 でした。正反対のラストですが、東野圭吾、なかなかやるなぁ。


当たり外れのある時間旅行もの

映画でいちばん印象的な時間SFは、『ターミネーター』 (夫とデートで見に行ったから)。

あとは、『バックトゥザフューチャー』 も良かったですし、『フィラデルフィア・エクスペリメント』 もラストが衝撃でした。

『ある日どこかで』 は ボロボロに 泣きましたね~。

でも、ハズレもあった。あんまり思い出したくないし、タイトルも忘れたけど、バイオレンスばりばりの時間SFもあったよー。

映画も 本も 当たり外れがあるから、どうなんだろうと思ってます。個人の感想ですが。

名作も読もうと思って挑戦したけど、面白さがぜんぜんわからん。みなさんはどうですか?

ゲイジュツってわかんないのよ、なにせわたしにはセンスがないようです。

ピース又吉が、太宰治の 『人間失格』 を20回以上再読したって話を聞いて、人にはそれぞれ、好みってあるよね、と

ありがちなことを思っております。

わたしが 三度の飯より 時間SFが好きなのは、取り返せない過去があるから、かもしれません。


小学生の頃から時間SFに親しんでいた

小学生のころ、『ナルニア国物語』 を読んでいたので、このシリーズに流れるタイムパラドックスみたいな複雑な伏線が好きになりました。

登場人物には、イマイチ感情移入ができませんでした。とくにルーシーが優等生すぎてねえ。エドマンドは少々、気配りが足りなさすぎるし。

いちばん好きだった『朝びらき丸、東の海へ』 でのユースチスがいちばん好きでした。あの意地悪ぶりがなんともスカっとさせられてね(笑)

日本は昔は多神教で、いまは少々、一神教めいたところがあるので、昔みたいなゆとりのある話を書きたいし、主人公は善人じゃなくていいと思う(共感は得られないだろうけれども)。

時間SFは、一神教の影響がある話なので、もう少しオリジナリティを出したかったため、時間潮流ということを思いついたわけだ。

中学生の頃に、SFばっかり読んでいたのが、活かされたというべきかもしれない。


多神教とSF

実家が伊勢だから、多神教のメッカだし、そのなかでクリスチャンという特殊な環境にあったわたしにとっては、

宗教はとても 関心の高い分野ではあるが、触るとやけどする(汗)

しかし、SFと宗教は、かなり親和性は高い。ファンタジーとSFが親和性が高いのと同じであります。

日本の多神教の影響を受けたSFストーリー展開って、かなり難しそうだ。やりがいはありそうだけど。

とくに、戦争の時に ある神さまにすがっていたのが、効力がなさそうなので、別の神さまにすがった、という天皇の話が日本の古代史にあったはずなので、

この辺、ファンタジーにしてみると 神さまどうしの焼き餅とか力比べとか、なんかストーリー的には童話めいていて面白そう。


カッコいい造語とフィクション

「なろう」の2018/07/07分の 「ネタの細道」 に、 カッコいい造語を造りたい、という言葉がありました。

ファンタジーやSFには、目新しさのために、必要最低限の造語がある、というわけです。もちろん造語は目新しさのためには必要ですが、

設定概念そのものを新しいものにする、ということは、かなりの才能がないとできないかもしれないのですよね。

その点では、量子力学を知ったとしか思えないC.S.ルイスの異世界もの(ナルニア国物語)とか、上橋菜穂子の 『守り人』 シリーズ、

もちろんトールキンの 『指輪物語』 なんかは、世界構築をイチからやってるというこの設定力が半端ないんだよね。

造語はそのなかに出てくる、枝葉のようなものだとわたしは思う。

言葉を手がかりにして世界を造ったトールキンの才能はすさまじいし、そこまでわたしは根性がないです。

でも、異世界ものには、いつか挑戦したいと思ってる。

同じ多神教だし、インドネシアのバリを舞台にしたいなーと思ってたりします。(そのまんまは使わないけど)

ストーリー的には、群像劇になるのかもしれません。SFやファンタジーで群像劇と言ったら田中芳樹とか栗本薫とかぐらいしか知らないけどね。

まあ、ぼちぼちやるっきゃないな。


パートタイムパトロール 連載中! 見てね。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886332494




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