パソコンボランティアいろいろ(後編)

顧問から、ホームページを作りたい、という話がありました。

「市が発行している、『市民と市政』 に、ホームページを作りませんか、という記事が載っている」

 と言って、切り抜きをくださいました。

 自治会が中心になってHPをつくる「こむねっとひろしま」 というサイトがあり、

 そこに登録して活動を宣伝したい、というのです。

 実際に、この切り抜きには、Voices として、黄金山地区社会福祉協議会 事務局長さんの話も載っています。

「地域の絆がさらに強く」 という表題で、まあ、この手の記事にはよくあることですが、こむねっとひろしまを使えば簡単にHPが作れるし、地域ともつながりができますよ、

というようなことを書いてあるのでした。(そんなに甘いもんじゃない)


この記事をざっと引用しますと、

「こむねっとひろしま」 とは、まちの魅力のPRや地域活動の活性化を目的とした地域のHPを作成することができるシステムで、すでに町内会・自治体、連合町内会や社会福祉協議会など、約70の地域団体が、このシステムを利用してHPを解説しているそうです。

 それから、地域の情報共有に役立つ、という記事が載っています(Voicesとは別の記事です)。

地域団体の活動状況や行事予定など、回覧板や町内掲示板でお知らせしている情報を、HPに掲載することにより、地域の皆さんがいつでも気軽に見ることができるそうです。

 初めてでも大丈夫!

 開設のポイント

 マウス操作と文字入力ができれば、簡単にHPが作成できます。

 パソコンとインターネットへの接続回線があれば、専用のソフトやサーバを準備する必要もなし。

 無料で利用できます。市が利用料金を請求することはなし(通信料は各自負担)

 市職員が開設をサポートしています。


 そして極めつけが、「説明会を行っています」

 ということで、概要や操作説明会の申し込みを随時受け付けているということでした。


 これだけ見て、HPをつくろうなんて無茶ですね。「こむねっとひろしま」サイトになにが書かれているかも未確認の顧問さんなのです。しかも、町内会長はこのHPづくりについては知らないらしい。

 こむねっとひろしまの役人に聞いてみたら、「○○会という会がばらばらに登録されたら、どれがほんとの町内なのか判らなくなるから、自治体や町内でひとつにまとめてくれ」 と言われました。いちおう、作ってはみたけど、無駄骨ぽい。


 ともかく、やれるだけのことはやりました。自分のHPの隠しアドレスにUPして、講師どうししか入れないメーリングリストにアドレスを投稿して流します。

……反応なし。


 へこむ~!

 思いっきりぶーたれてしまいました。世の中でいちばんキツいのは、憎むことや批判されることではなく、無関心であることだとだれかが言いましたが、ほんとにそうですね。

 翌日、夫に、下書きのHPを見せて意見を聞きました。

「なかなか、かわいくできてるね」

 と、夫は褒めてくれました。めったに評価してくれないので、うれしかった!

「いい画像やイラストをゲットしてきたじゃないか」

 まあねー。協力してくれたひともいたから。

 とくに写真素材は、そのひと(おなじボランティア仲間)に頼った部分が多いです。


 反応はなかったのですが、こんどのパソコンボランティア(8日)に口頭で話があるかもしれません。夫は、

「ボランティアの会が契約しているプロバイダに、ホームページのスペースがあるはずだから、そこへUPすればいいよ」

 と言っています。

その話も含めて、こんどのパソコンボランティアが楽しみです。

次回は、もっと情報を集めて生徒さんに教えるようにしなくっちゃね。

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