登場人物紹介〈再録〉


いよいよ3rd stage本番! の前に…

登場人物が増えたので載せておきます

本編では載せきれなかったキャラクターのこぼれ話も書いておいたのでよければ。

______________________





♦︎__リアン(リア・ダン)


種族…人間

・金等級剣使い

・冒険者歴は見習いの時代を含め四年。年齢は二十一。

・金髪、赤眼、身長は175センチほど。


・赤色や黒色が好きで、装備は黒のタートルネックにボルドーのベルト、濃い灰色のパンツ。


ーー自信家だが、いざという時になって弱気になってしまうのが玉に瑕。

しかし心優しくお人好しで、なにかと友人は多い。


ーー得意とする技は突き。他にも、強化訓練の際伝授された剣技が使える。

戦闘時、焦りの状態になりやすい。また。怒りの感情が限界を超えると瞳の色が濃くなり、素早さ、力が倍増する。


ーー最初は著しく成長が遅いへっぽこと呼ばれる程の弱き冒険者だったが、スミレとコンビを組み共に任務を受けることで、大きな成長を見せる。

そして酒を少しずつ克服している。最近は酒精の少ない果実酒をよく口にする。目標はスミレと朝まで飲みあかせるようになること。




♦︎__スミレ(スミレ・シェル)


種族…エルフ族

・ダイヤモンド級弓使い(〈一番星冒険者〉)

・冒険者歴は三十五年弱。年齢は不明だが見た目は二十代後半だという。

・苺のような淡い髪色で、毛先は濃い赤色。身長は167センチ。


・白色やシンプルなものが好き。装備はほぼ白で統一しており、ベルトは瞳の色と同じ山吹色。


ーー見た目はクールで誰も寄せ付けない印象だが、心優しい性格をしており、誰にでも寄り添う広い心を持つ。

ただそれが裏目にでて、自責の念に陥ることもしばしば。自分に向けられる称賛の声にプレッシャーを抱いていた。が、コンビであるリアンと共に過ごすことで、少しずつ自分に自信を持つことができた。


ーーまた大のお酒好きである。任務後は必ず酒屋に寄る。一定量の酒精を身体に取り入れると「神子かみご」としての才能が開花することを知り、最近はポーションの代わりに好きな酒を瓶に入れて持ち歩いている。


《もっと詳しい情報は、別小説に書き出しておりますのでぜひ〜https://kakuyomu.jp/works/1177354054889622782/episodes/1177354054889622790



♦︎___サナ・ヒール


種族…人間

・冒険者ギルドの受付嬢

・勤め歴はリアンと同じく四年。二十一歳。

・黄土色とオリーブ色の中間の髪色、グリーンの瞳。身長は156センチ。


ーー愛嬌があり、周りから愛される。仕事でだけでなく失敗が多い残念な一面も持ち合わせているが、誰よりも熱心に取り組むひたむきな女性。


ーー幼少期、周囲と髪色が違うことや、弱いことでいじめられていたリアンの夢を聞き、「一緒に一流になろうよ」と約束をした。

最近はその幼馴染みの姿が遠く感じることに寂しさを覚えているだとか。


ーー可愛いもの、おしゃれなものが好きだが流行には乗れないタイプなので、先輩にはよく「時代遅れ」といわれる。



♦︎__デリダ(デリー・カナディアン)


種族…エルフ族(正確には人間とのハーフ)

・冒険者ギルドに近接する武器専門店のたった一人の店員であり店主。

・刀鍛冶歴は三十年。店を始めたのは四年半前。

・茶色に近い金髪。もみあげは黒い。いつも汚れたシャツにエプロン姿。


ーー派手な飾りがない剣を好んで鍛える。剣使い達には定評がある。


ーー北ダンジョンの大ボスを一人で討伐した、という伝説が存在していたが、実はそれは彼の父親のものだった。

彼はその伝説を親友であるリアンに受け継ぐように頼んでいる。


ーーなんでも豪快にこなすタイプだが、剣に関することとなると誰よりも繊細な性格になる。

金に関して無頓着で、すぐ使ってしまうため借金しがち。





♦︎__ミツバ(ミツバ・マツリカ)


種族…魔女(魔法使い)

・大魔法使いが結集する世界大魔法協会の最高幹部。

・薬草に関する知識は世界一。薬草店を世界中に構え、管理している。

・年齢不詳。髪は亜麻色と茶色の中間。淡い赤色の瞳。


ーー陽気で、その貫禄からか何事にも余裕を見せる寛大な女性。

しかしその存在は古すぎて、初対面ではよく驚かれるのに少し嫌気を感じている。


ーースミレとは酒屋で知り合った。相席で、酔ったミツバが不満や境遇やらをスミレに全て話したところ、誰よりも長く真剣に話に聞き入ってくれたのに感動したという。


ーー老舗服飾店『クロース・ソレイユ』の店主であり一時は師弟の関係だったストロベリー・レイラーとは旧知の仲。ただレイラーが酒を飲めないのが残念らしい。






♦︎__ヤナギ(ヤナギ・シェル)


種族…エルフ

・オリーブの辺境の村に住んでいる。

・人々を先導できるリーダーシップがあり、これまでに様々な限界地域の復興を手掛けてきた。

・深緑色の髪、毛先は黒い。身長179センチ。年齢不詳。スミレより五つ上らしい。


ーー妹のスミレに異様な執着を見せるなど、謎多き人物


ーー幼少期はとても穏やかな人柄で、スミレとは仲が良く毎日共に遊んでいた。弓の才に恵まれなかった代わりに、彼は自発的に勉学に励むようになる。それが原因なのか、よく近所の子供からはいじめられていたが、本人はその屈辱すら勉強への原動力に変えて、人柄が変わってしまうほど机に張り付いていたという。


そしてスミレが見習いとして彼の元を離れたのち、彼の身に何が起こったのかは未だ不明。





♦︎__マナ(マナ・ヒール)


種族…人間

・街のリサイクルショップを営むサナの家庭の次女。

・活発で、コミュニケーション能力に長けており、常連を多く作り出した。

・黒髪ポニーテイル、白のシャツに緑色のエプロン、身長は160センチ。年齢は十五。


ーー姉、サナよりもテキパキと行動でき、父からは既に店の後継として育てられている。


ーーリアンとサナの故郷を襲った事件直後に生まれた。そのため、きちんと事情を聞かされるまでリアンのことを知らず、初対面のときはリアンに対し快く接したが、その後彼が姉を救えなかった事を知り、忌み嫌うような態度を取る。







♦︎__レン(リリー・レン)


種族…人間とエルフのハーフ

・冒険者ギルドのギルド長。

・元冒険者で、剣使いだった。家族、恋人の命をモンスターに奪われた経験がある。

・黒髪短髪、黒の革ベストにパンツ。身長175センチ。年齢不詳。見た目は三十代前半。


ーーギルドの基本「笑顔」の基礎を作り上げた人物。

彼自信の職務は、職員の採用、依頼の承認、任務完了届の最終確認、冒険者ランク昇格試験の監督官、面接官など。普段顔を出すことはなく、ギルド内の執務室にいる。


ーー実は甘いものが大好物。疲れた時や、笑顔が作れないほどどうしようもなくイライラしているときは、必ず国産の木の実の甘煮を食べるそう。逆に辛いものが苦手。





♦︎__デンジ(デンジ・コーズ)


種族…人間

・プラチナ級片手剣使い

・冒険者歴は四十年ほど。年齢は五十五。

・赤髪、刈り上げ。身長は196センチ。鋼の古い盾、細身の剣を装備している。鎧などは装着しておらず軽装。


ーーリアンの師。その言動から、よく周りからナルシストだ、自己中だと言われるが、その剣の実力は確か。剛腕で軽々と剣を操り身軽に敵を翻弄する。


ーー好物は巨大蛇の丸焼き。現世で言うゲテモノ料理をこよなく愛する。

ーーワンダーキャニオンに佇む大きな一戸建てに一人暮らし。近くに棲むモンスターを狩っては、モンスターの種類によってはルビーに替えて換金したり、食糧にしたりと、自由に暮らしている。




♦︎_____ウェイテル(ウェイテル・メルカード)


種族…エルフ

・ホワイト区に佇む小さなバー『mimosa』のバーテンダー

・年齢不詳。かなりの長い間バーを経営している。

・身長150センチ程度、白髪を綺麗に横に揃え、ノリの効いたシャツに黒の皮ベスト、蝶ネクタイというきっちりとした出たち。


ーー代々バーテンダーを務めている家系に生まれ、mimosaは親から継いだ。

ーー酒を作り出す手技はどれも至上のものだが、特にシェイカーを用いたカクテルが人気を呼んでいる。シェイカーを振る際の滑らかかつキレのある動作は至高の技とまで称されているという。

ーー最近はスミレを追ってきた人々で店が賑わいつつあり、静寂感が好きなウェイテルは少し席を減らそうかと考えている。




♦︎__キキョウ(キキョウ・フブキ)


種族…人間

・辺境の村の6代目村長

・年齢は27歳

・ブロンドの肩くらいまでのセミロングヘア。身長は156センチ。柔和な表情と可憐な出で立ちで村人達から慕われる。


ーーヤナギのかつての恋人だった。彼女は当時本気で彼を好いていたが、彼を取り巻く妙なものに勘付き、距離を取るようになった。


ーー人脈に富んでおり、初対面の人を一目見ただけで信用できるかできないか、だいたい見分けることができる。そのためリアンにヤナギについて、躊躇なく教えることができた。





♦︎__ナズ(ナズ・ナイト)


種族…人間

・村長・キキョウの側近であり用心棒

・年齢は27歳

・黒髪で短髪だが、散髪嫌いのため毛先は伸びている。筋肉質。身長は186センチほど。


ーーいつも不機嫌そうな顔をしており、気分を見分けられるのは主人であるキキョウのみ。

両親が、彼があまりにも無口で何を考えているのかわからないので、息子であるのかどうかあやふやになったといい村に彼を置いて出て行ってしまい、生涯孤独となったところでキキョウと出会う。


ーーキキョウが第一の優先事項。従者、そして一人の理解者として身を挺して彼女を悪から護る。

リアンがヤナギを探っていると知り、キキョウの元へ案内した際、彼はリアンのことを疑って、彼女を村長だと思わせないために主人の事を「女」と呼んでいた。しかしキキョウがリアンを信用しきったのに気づき、バツが悪そうである。




___________________

以上です! ここまで読んでくださった方はいらっしゃるのかな? とても嬉しいです、ありがとうございます。

やっぱり、自作のキャラクターは掘り下げれば掘り下げるほど愛着が湧きます。おすすめ。


応援など、ちゃんと届いていますよ! ♡や⭐︎を押してくださっている方々には感謝の気持ちをいっぱい小説にぶつけますので、これからもお付き合いよろしくお願いしますね。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る