せっかくだから『何故小説の続きを書かないのか』についての理由を説明しておく
お疲れ様です、幽冥牢彦です。多分あまり長い内容にはなりません。
『説明しないのも不親切だな』
と思っての今回とタイトルですが、結論から言いますと、書き出せない理由がありまして、それは例のぶっ壊れたHDDに複数の作品の設定資料が丸々入っていたからなのです。登場人物から相関図からラストまでの流れから何からが全て記されたものがね。
ショックなのは勿論ですが、心境としましてはあれです、家族に趣味の品や家族としてのペットを勝手に処分された例に極めて近いです。
これで
『また書けよ』
っていう言い回しが即座に出て来るタイプを私は憎悪します。
そうではなく、
『また書くしかないね……』
という言い回しが思い付く人の方が私は好きだなあ、と。
この二つの違いが分からない人も
『そう。さよなら』
という感じ。
それくらいにわたくしとしましても、時間をかけて自分なりに調べ、固めた設定で書き出したものだった訳なのです。
描いていたもののタイプとしては、お話を描く人の中で分かれると思うのですが、現状ではライフワークにしたくなるタイプではなく、
『こういうのはどうだろうか?』
と思って書いていたものでして、それだと取り掛かる際にそこそこマシな体調と、なかなかの馬力が必要です。
それは読者受けを考えて描いている話だから。
試しに書いてみて、その上で数字を見て
『受けなかったら早々にまとめよう』
と思っているものです(完結していないので過去形にしない)。
単なるデータとして受け止めて欲しいのですが、成人向けと設定し、ユニークアクセスで合計15000人に読まれた模様でして、普通に驚きました。感想は来ないのでそこはいつもの事です故、特に問題なし。
でも、そこまで読まれる事ってほぼない訳ですよ。三桁も危ういのが普通なので。
でしたら、多少は
『わーい』
となりもしましょう。これで思わなかったらそりゃもう話を考えて書く人としては心が死んでます。
で、嬉しかったと。
世界観としてはダーク寄りのサスペンスものなんですが、ドラマの『トリッ〇』をお手本としたコミカルなシーンも入れたのです。
『それと濡れ場のバランスを上手く取れた』
という事かなとも思いました。成人向けのエロなしが読まれる事は少ないですからね。
一度そういう風なものを書いてしまったら二度と期待されないし、読まれないといっても過言ではありません。
で、
『良く分からないが、続きを書いても読んでくれそうだ』
と思い、後は登場人物への愛着が湧く様なエピソードを加える事で全体像を構成、ラストに持って行ければいいなという流れで書いていました。
それがきれいさっぱり消えてしまった。
端的に言えば、ストーリーを読み返して、改めて設定資料をまとめて保存するしかないのですが、バッキバキに心が折れてしまったのでした。
ですので、まだ続きを書き出せない、という次第。
個人的にもきちんと完結させたいので、前向きにそろそろ動こうかなと思います。
『短編くらい書けよ』
という脳内の声には私も同感ですので、また何か書いてエンジンをかけねば、とも。
いつもこのエッセイなどを読んで下さる方々、本当にありがとうございます。
ではまた(`・ω・´)ゞ
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