せっかくだから毒を吐くという事について考える

 伺った事があるのですが、

『発言として毒を吐く事で魔除けとする方法がある』

との事。唐突な話ですが、あるのだそうです。

『縁起担ぎ的な意味で魔除けは大事だな』

と思うので、まずはそれを書き出してみました。


 前回は自身の罹患している、いつ治るんだか全く不透明な病気について打ち明け、その苦しさを

『仮病だ』

とせせら笑う連中に対して、多分このエッセイのシリーズで初めて、明確に毒を吐きました。

 私もいい大人、という年齢に達したので、所謂チンピラくさい態度はするのもされれるのも真っ平御免ですし(そもそもぐれた事がない)、仮に毒づく事があっても、それであっさりダークサイドの態度を露わにしたりする事はありません。毒づくというよりは愚痴に近い感じでしょうか。

 あまり体調に良くない事かとは思われますが、こういうまとまった文章の中で毒を吐くのは、吐いた私もくたびれます。ですので、避けていました。物事に対しては

『ば、バカな……!』

とオーバーリアクションを取ったり、他人の口調を借りて喋る方が、訴えたい内容に近くなる様です。つまり、毒を吐くとそれが遠ざかるのでよろしくない。

 体質的には、そういうもやもやは溜めに溜めてから文章で吐き出すと、色々と吹っ切れてすっきりする様です。今回も前回のあれを発表したら、いつになくすっきり爽やかな気分になりました。デトックス的な効果がある模様ですね。

 そういったあれこれから、このエッセイでは今後も基本的に毒を吐いたりはしませんので、安心してお読み頂ければと思います。

 大した事は書いていないですが、肩の力を抜いて眺めて頂ければ幸いです。

 ではまた(`・ω・´)ゞ

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