154話 真相を掴め!
「おお、帰ったかお主ら! で、作戦とやらは上手くいったのか?」
「もうバッチリだぜ皇子さん。これでヤロウの鼻を明かすことができらぁ」
先のひと悶着を終えた私達はディーオの待つ部屋へと戻り今回の成果を報告する。
ことを終えてカロフやディーオはすでにお祭りムードだが、本番はまだこれからだ。はしゃぐにはまだ早い。
「二人とも落ち着け、まだルディオが本当にスパイかどうかの証拠も掴めていないんだぞ」
「あ? でもそいつがありゃ全部上手くいくんだろ?」
「誰がそんなこと言った」
このスマホでできるのはあくまで相手の居場所の監視と身の回りの会話を聞き取れるだけだ。
私達がやるべきことは奴がコソコソ奇妙な動きをしたり怪しい発言をするかどうかひたすら待つしかない。
「つまるところ、もしルディオ様が本当に内通者でなければこの行為自体が無意味ということでしょうか」
「そのとーり。だから過度な期待はしないように」
私としては八割がたあの男が怪しいとは思ってはいるが、そうではない場合も考慮しておく必要はある。もしかしたら無意識のうちに利用されているだけという可能性もあるかもしれないしな。
「なんだよ、それじゃあちゃっちゃとあのヤロウの悪事の証拠ってやつを暴いてやろうぜ」
「もう、だからルディオ参謀が本当に悪事に手を染めてるかわからないって言ってるでしょ。カロフは目の敵にしすぎ」
「はっ! どう考えても100%怪しいのはあの男だからな! あと俺はあのヤロウが嫌いだ!」
うむ、私も嫌いだ。だがしかし、そういった感情だけで決め付けるというのも無理な話。
だから、まずは根気強くスマホを確認して……。
「ふむふむ、これがムゲンの言う"秘策"とやらか。……よくわからんのう。なにやら赤く丸い光が動いておるようだが?」
「それがルディオだ。ちなみに画面に映し出されているのはこの城の地図だ。現在ルディオがいる場所の詳細が知れればなおいいんだが」
「う、うーむ……そう言われてものう。こ、これが……ぬぬぬ、どうなっておるのかわからぬ……」
[map]が表示されてるスマホを見ながら首や体を捻るディーオだったが、表示されているのがどこなのかはわからないらしい。
「いや、普通に城ん中歩いてるだけで迷う皇子さんにわかるわけねぇだろ」
それはそれで問題がある気がするが。
しかし、そうなると今頼りになりそうな人物は一人しかいない……。
「この構図ですと……こちらは東側の方でしょうか。それにこの部屋の並びはおそらく三階ですね」
流石サロマである。皇子様お付きのスーパーメイドはこんなところでも大活躍らしい。
……となれば、これで奴の居所に関しては問題なし。それじゃあさらに情報を得るために[wiretap]の音声受信をオンにしようじゃないか。
「そりゃ」
さーて、どんな情報が舞い込んでくるのか……。
『……やぁ、キミは今日も美しいね。まだ天の光が私達を見てる時間だというのに、今にもキミを連れ去ってしまいたいよ』
『もう、ルディオ様ってば。そんなことを囁かれてしまったら自分の意思とは関係なく足があなた様の下へ動いてしまいますわ~』
「「うわぶっ飛ばしてぇ」」
っとと……突然のルディオのクサいセリフにイラッとして出てしまった声がカロフと被ってしまった。
聞こえてくるのは男と女の声、片方は言わずもがなルディオである。もう一つは聞いたことのない女性の声だな。
「おそらくどこかのご令嬢でしょう」
「けっ! またこのヤロウは悪びれもなくどこにでも色目を振りまきやがる」
まったく[wiretap]をオンにした途端これとは……。ああいう男だから予想はできないこともなかったが、これから数時間もこんなものを聞かなければならないのかと思うと気が重くなる。
『ふふふ……ここ数ヶ月は遠征で相手してあげられなかったからね。キミに捧ぐ愛の言葉が溜まりすぎて破裂してしまいそうだよ』
『いやん、どこ触ってるんですかもう』
聞いてるのが私達だけだからいいものの、よくもまぁこんなセリフを恥ずかしげもなく言えるもんだ。
……いや、こいつの場合は周囲に人がいようがお構いなしな気がする。
「ったく、世の女どもはこんな男のどこがいいと思ってるんだか。俺には到底理解できねぇぜ」
「でも『自分に構ってくれる』っていう点ではああいう積極的な男性の方がいいって人はそれなりにいると思うよ」
「そんなもんかねぇ……」
自分を好きになってくれる人間を好きになるっていう心理もなくはないだろう。
結局はどれだけ愛に飢えてるかっていうことなのかね、愛されたいがために愛する。本能みたいなものとも言えるか。
(だが私としては、人間なのだから自分の"愛"というものをキチンと理解して本当に相手が好きかどうかを理性で考えることが……ってなんで私はメリクリウスのようなことを考えているのだろう)
いやな奴の顔を思い浮かべたのでこの思考は終了!
……それにしても未だルディオの聞きたくない愛の囁きが聞こえるのはどうにかできないものだろうか。
「なぁムゲン……俺もう聞きたくねぇんだけど」
「奇遇だな、私もそう思っていたところだ」
このまま聞き続けていたとしても有益な情報は出てきそうにもないし……一度音声をオフにして動きだけをチェックする作業に戻るか。
「さて音声オ……」
『それではルディオ様、そろそろお部屋に参りませんこと?』
『うーむ、非常に魅力的な提案だが……これから外せない用事があってね。残念だがまた今度にしよう』
『えー、そんなものすっぽかしちゃえばいいじゃないですか。わたしよりも大事な用事なんですかぁ』
『ふふ、ごめんよ。これはとても……とても大事な用事なんだよ』
オフにしようとしたその瞬間、聞こえてきた言葉にこの場にいる全員が違和感を覚えた。なぜなら……。
「おかしいぜ、あの男が女を前にして用事を優先するなんてよ」
「はい、女性と接触すればほぼ100%どこかへ消えていくルディオ様がまさかとは思いますが」
「それに相手の女性から積極的に誘われてたのにそれを断ったのも意外」
「遊びに行かずに仕事熱心とは感心だの!」
一人若干ズレた感性を持っているようだが大体の意見は同じだろう。
……つまり、『ルディオが女よりも優先する用事は怪しい!』という共通認識だ。
ともあれ、これで[wiretap]の音声をオフにするわけにはいかなくなった。
ルディオの"用事"……これを確かめねば。
『それじゃあ、失礼させてもらうよ。なに、会えない時間がまた愛を深くしていくのさ』
と、なんともまぁクサい別れ際の言葉を残してその場をあとにするルディオ。その直後に[tracer]のマーカーが再び動き始める。
いったいここからどこに向かうというのだろうか。
「サロマ、この先に何があるのかわかるか?」
「この階にはこの先に特徴のある部屋はございません。ですが、上に登れば軍事会議室、下れば軍事演習場へ続く道と、地下には武器や兵器の倉庫が存在します。ついでに申し上げますと、この時間はパスカル様が兵器関係に関わる者を集めた話し合いをしているはずです」
なるほど、そうなるとだ……ルディオがこのまま上に進めばまじめに会議に参加するんだろうとも思える。しかし下に進めば……。
「兵器の倉庫にはどれぐらい人が常駐してるんだ? 人の出入りは?」
「数人の警備兵は常に交代で見張っております。技術者や兵器の管理官などの重役も毎日といっていいほど訪れます」
そう聞くと常に人が徘徊しているようにも聞こえるが、数で見ればそう多くないだろう。……密会するには絶好の場所とも言えなくもない。
そして兵器関連の重役は今上の会議室に集まっている……。
『キミ、そこを通してもらえるかな』
『こ、これはルディオ・グランセイド軍事参謀殿! どうぞお通りください!』
と、なんの問題もなく警備の兵に迎え入れられるルディオ。ま、仮にも軍事最高責任者なんだからこの程度は顔パスか。
そのままゆっくりと倉庫の中へ進んでいく。内部は静かで、[map]上にも他の人影は映し出されていない。
「奴はここでいったい何を……」
ピコン
なんだ!? いきなり[map]に人のマークが表示されたぞ!
「おお、なんか出たのう。しかも他のものとは色や形が違うではないか、面白いの」
そう、ディーオの言うように今現れたマーカーは今まで表示されてきたそこら辺の人のものとは確かに違う。
これは[map]の特性であり、人物が表示される場合はその人物の種族の特徴が現れるのだ。例えばカロフのような亜人らな耳と尻尾がついてたりな。
だが今回現れたものは……矢印のような角が頭から生え、蝙蝠のような翼がついている。
つまりこれが意味することとは……。
『ふん……そろそろ出てきたらどうだ新魔族よ』
『へっへっへ……そう急かさねーでくださいよダンナ。こちとら隠密行動……それに潜伏してる間はこんな無機質な場所で寝泊まりしてるアッシの身にもなってほしいでやんすよ』
『勘違いするなよ、私が貴様のようなゲス共と組んでいるのはいずれ私がこの帝国……果てには世界の半分を手中に納める"王"となるために仕方なくやっていることだ。そうでなければなぜ私が男をこんなところに連れ込み密会せねばなるまい』
『アッシらはそれでも構いやせんよ……へっへっへ』
なんだこの"いかにも三下"っぽい喋り方をする男は。もしやとは思うがこいつが……。
「おいおい、あんにゃろ……やっぱ新魔族と繋がってやがったのか!」
「ああ、確定だろう。会話から察するに、どうやらルディオがこの新魔族を引き入れたようだな」
しかし内部に新魔族を引き入れて何をするつもりだ? 別段今ここで何か事を起こすような感じではなさそうだが。
『前回の作戦……私が貴様ら新魔族に渡した軍事情報の穴を突いて皇帝陛下を始末する手はずだったが、失敗に終わるとは新魔族と言っても所詮その程度ということか』
『いやいや、全部アッシらのせいにしないでほしいでやんすな~。あの大将の戦闘能力を計算に入れてなかったあんさんの作戦にも落ち度はあったでやんすよ』
「なんと! ということは前回の戦いにおいてもこやつめは父上を亡き者にするために画策しておったということかーっ!!?」
まぁルディオが裏切り者とわかった時点でどう考えてもそれ以外考えられんわな。……ディーオは今の会話でやっと気づいたっぽい様子だが。
しかしこの新魔族の男……喋り方のせいで私が今まで出会ってきた新魔族のような威厳をまるで感じられんぞ。
いや、私の認識の問題か? 私としては新魔族というものは、思慮深かったり勇猛だったりと、得体のしれない何かを持った奴らだと勝手に思っていたが……。
『でも今度の作戦は完璧でやんすね』
『ああ、次に新魔族との戦いに赴く時、私の部隊は変わらず陛下の後ろに就くことになるだろう。そこに貴様が潜り込み、開戦と同時に不意打ちで皇帝の首を取る』
なるほどねぇ……なんとも単純な作戦なこって。そんでもって、どうやるのかは知らんがルディオが皇帝の座にとって代わろうという魂胆か。
「ままま……マズイのだ! このままでは父上が! ……こ、こうしてはおれん。は、早く父上にお伝えせねば!」
「いいや皇子さん! 報告だなんてまどろっこしいことやってる暇じゃねぇぜ! 真相は掴めたんだ、このままヤロウのところに乗り込んでとっちめてやりゃあいいんだよ!」
「待って、でも今この王宮で騒ぎを起こせばどれだけ被害が出るかわからないわ!」
これからどう行動を起こすべきか、それぞれの多種多様な意見が飛び交う。しかし時間は限られている……今を逃せばこの新魔族はまた姿をくらまし、ルディオが新魔族と繋がっているという決定的な証拠を逃すこととなるだろう。
「確かに今この場で騒ぎを起こせばどうなるかわからない。この場は見逃したとしても、ルディオが新魔族と繋がりがあるのは確定したのだから今後じっくりと証拠を集めるというのも一つの手ではあるが……」
そこまで言い終え、私はゆっくりとディーオに視線を移す。
この件に関して私は決定権を持ち合わせていない。できるのは少しでも"道"を示してやることだけだ。
「皇子さん……」
「殿下……」
「よ、余が……決めるのか……」
すべてはディーオの決定次第。
しかし、そんなディーオの表情は不安と緊張に押しつぶされるのではないかというほどに動揺している。まるで、皇帝を前にして委縮してしまった時のように……。
だが、それでも私達はその言葉を待つしかない。
「余は……どうすれば……」
ディーオの不安の視線……その先に映るのは、この中で彼が最も長き時を共に過ごし、一番に信頼する者。
「わたくしは、いかなる場合もディーオ様に従い、そして共にゆきます。ですから……どうかご自分の御心のままにお決めになさってください」
変わらない無表情……だがその顔は今まで私達が見てきたものとはまた違う、どこか決意めいたものを感じさせる……そんな気がした。
「サロマ……うむ、決めたぞ! 余らはこれより兵器倉庫へと向かい、ルディオの悪事を白日の下に晒す! みな余についてくるのだーっ!」
「よっしゃ! そうこなくちゃなぁ! さっすが皇子さんだぜ!」
「了解しました、私達『アレス王国騎士団』"隊長"リィナ・エイプルおよび"副隊長"カロフ・カエストスは、友好国『ヴォリンレクス帝国』皇太子殿下の決定に従います……カロフもこれくらいやりなさいよ」
なにはともあれ、これで私達がやるべきことは決まった。
奴らと正面衝突する以上、混乱は避けられないとは思うが、そこをサポートするのも私達の役目というものだ。
やると決まったからにはやれるだけのことはさせてもらおうじゃないか。
「よーし! では急ぎ兵器倉庫へと向かうのだーっ! ……っと、倉庫はどっちだったかのう?」
ズコッ!
「そりゃねぇぜ皇子さんよ……」
まったくだ、意気込んで部屋を飛び出したはいいもののいきなり気が抜けてしまったぞ。
ディーオらしいといえばそうだが……。
「では、わたくしがご案内いたします」
こうしてサロマの先導によって、私達はルディオと新魔族の密会の場へと駆けていくのだった。
「まだ着かねーのか!」
「兵器倉庫まではまず下の階まで行かなければなりません。それに、ディーオ様の私室は倉庫からは離れた場所にありますから」
遠いのは仕方ないってとこか。だがもたもたしてる暇はない、スマホから聞こえる声を聴いてる限りまだルディオと新魔族の密会は終わっていないのはわかる。
それからようやく下の階まで辿り着きしばらく走り進めると、以前どこかで見たような風景が私達の目の前に現れた。
「そういえば倉庫は訓練場の近くだという話だったな。ここからは私も覚えがある」
ということは、目的地が近いということになる。そしてどうやらそれを理解したのか、カロフが勢いよく私達の前に躍り出た。
「ここまで来たらもうちんたら走ってる場合じゃねぇぜ! 俺が先行して奴らの逃げ道を無くしてやる!」
「あ! もう、カロフったら。あなたが先行しても意味ないの!」
リィナの言う通りだ。この事件はあくまでディーオがその手で解決したという名目が必要だ。
外部の者である私達が大っぴらにルディオの悪事を告発したとして説得力というものが低くなってしまうだろうからな。
「んだよそりゃ……まどろっこしくて頭がこんがらがるぜ……」
「ってカロフ! 前見て前!?」
「あ? 前って……っておわぁ!?」
ドンッ!
「きゃあ!」
カロフが私達の言葉に気を取られて減速すると同時に、すぐそばの曲がり角から出てきた人影と勢いよくぶつかってしまう。
[map]にも表示されているな……おや? 人型の表示の上にネームが表示されている。これは私達にとって知り合いと呼べる人物にのみ現れる表示……ということは。
「いたた……いったい何事ですの?」
「わ、わりぃ! 急いでたもんでつい……って、お嬢さんじゃねぇか」
あろうことか、目の前に現れたのは私達が今まさに向かってる先にいる人物……ルディオの婚約者であるアリステルだった。
まさかこんな事態にこのような人物に出くわすとは……偶然にしてはできすぎてると思ってしまうな。
てかカロフ、なんでお前またそんなベタな再会しちゃうかな……。
「大丈夫ですかお嬢様!」
「ええ、心配ないわカトレア。まったく、何を急いでるのか知りませんけど城内ではも少し節度をわきまえて行動するべきではないかしら」
後ろから現れたお付きの騎士であるカトレアに起こされながらも悪態をついてくるアリステル。
……その様子は一見いつもの調子と見えなくもないが、どこか以前の勢いがないようにも見える。
なんというか、私達に関わりたくない……そんな感じだ。
「それではわたくしは失礼させてもらいますわ……」
「……待てよお嬢さん」
そんなアリステルの様子を察してか、カロフは過ぎ去ろうとするその背中を呼び止める。……だからなんでそういうことには敏感なんだよ。
「お嬢さん、俺らはこれからあのヤロウ……ルディオの本当の姿を暴きに行く」
「ッ……だとしたら、それがなんだというの」
声を震わせながらもカロフの言葉に耳を傾ける。たとえそれが知りたくないことだったとしても。
「単刀直入に言わせてもらう。お嬢さん、あんたも一緒に来い。そしてあんた自身の意思でこれからどうするかを決めるんだ」
それはアリステルにとってはどれほど残酷な行為になるか、この場にいる誰から見てもわからないわけがない。
これは……私が第四大陸でやったことに似ているな。知らないままでいればそれはそれで幸せなのかもしれない。しかし真実を知らなければ前に進めないものもある。
そしてその真相を知るかどうか……決めるのは彼女自身にしかできない。
「……わかりました。あなた達についていきますわ。けど、その責任は取ってもらいますからね」
そう小さく言い残し、私達についてくる姿勢を示すアリステル。
どうやら、これで役者は全員揃ったようだ……あとは、真実を掴む、ただそれだけだ。
「お主ら、余が直々に参ったのだ! そこを通すがよい!」
「で、殿下!? は、はい、かしこまりました!」
倉庫の前には兵が駐在していたが、皇子であるディーオの命令によってその道を開ける。こうして、私達は兵器倉庫を歩み進め……。
「ムゲンよ、明かりを頼む」
「了解、『
まるで刑事ドラマで犯人を追い詰めた時のように光をいくつも照射していく。
そしてその光線の先、私達がついに突き止めた真相の主……それは。
「ルディオ・グランセイド参謀! お主の悪事、すべて聞かせてもらったぞ! 大人しく縄につき、今までの罪を懺悔し償うがよい!」
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