乱世の快男子13 早速軍議を開いたのです、秀次が各将は意見を言われたしと言うと、福島正則が敵は3千味方は4万だ一気に踏みつぶせばよいと言うと、大方がその意見です、秀次が正直


乱世の快男子13


早速軍議を開いたのです、秀次が各将は意見を言われたしと言うと、福島正則が敵は3千味方は4万だ一気に踏みつぶせばよいと言うと、大方がその意見です、秀次が正直の意見は聞く、

ので、それがしが口を挟む事はありません、但し味方に400以上の犠牲がでたら、直ぐに撤退する事が寛容で御座ると言うと、正則が大手門をぶち破れば敵は恐れをなして、本丸へ、

退くので、


そんなに犠牲が出るはずがないと言うので、それでは大手門は福島殿にお願いしたい、後の陣立ては以下の通りです、これより総攻撃を行いますと言うと、皆はそれぞれの場所に帰っ、

て行ったのです、秀次が大丈夫だろうかと言うので、無理押しが上手く行くはずがありませんと言うと、それではなぜ止めなかったのだと言うので、止めて聞く御仁では御座いません、


痛い目に会わないと懲りないのですよ、そろそろ、刻限です一斉攻撃の下知をというと、秀次が馬に乗り、将棋を振ると、全軍が一気に突撃したのです、城のありとあらゆる場所から、

鉄砲、弓屋、材木、石が落とされたのです、攻めては大混乱に陥り、福島正則は行け、行け、退く奴は叩き切るぞとわめいています、半時で4百から5百人の死傷者が出たので、撤退の、

ほら貝を吹かせたのです、


福島隊以外は撤退して元の位置にもどったのです、正則はやみくもに突進しょうとしていますが、寄せての兵が一斉に逃げ出したのです、福島隊が下がったので、もう一度各将を呼ん、

だのです、無理押しは無謀だと分かりましたかというと、皆黙っています、福島正則はもう少しだったと言うので、もう一度やってみますかというと、黙っています、至近距離では、

鉄砲も弓も効果は同じです、


敵は隠れて攻撃してくるので損害は増えるばかりですというと、それでは、どうするのだと正則が怒った顔をして言うので、敵の隠れている銃窓を狙って敵を倒すしかありませんと言、

うと、あんなマメツブみたいな窓に正確に当たる訳がないと言うので、それでは、私がやってみましょうと立ちあがり、馬に乗り伊東騎馬隊用意はいいかと言うと、オーと言うので、


300騎が一列で城の大手門前に並んだのです、鈴木に距離はと聞くと2百50間ですというので、それでは銃の窓を狙って一せい射撃するのだ、狙え、撃てというと300丁が火を吹いた、

のです、どうだと聞くとみんな当たっています、それでは10人は銃撃している間に大手門にたどり着き、火薬を仕掛けて大手門を破壊するのだ、後の90人と100人と100人は銃窓を、

狙って連続に射撃するのだ、


それでは、狙え、放てと言うと100人が銃撃して、次の100人次の90人が連続射撃している間に10騎が大手門に突撃しましたが鉄砲も弓も飛んできません、敵は大分やられているよう、

です、爆薬に点火して元の位置に戻ると、轟音がして大手門が吹っ飛んだのです、射撃やめと言うとみんなが射撃を止めたのです、大手門から中はがら空きです、兵が沢山見えます、


それでは大手門に向かって連続射撃だと言い、狙え、放てと言うと連続射撃したのです、銃窓は全滅した見たいで何も飛んできません、大手門の中にいた兵は逃げまどっています、

馬を返して、福島殿突撃をと言うと正則は慌てて馬に乗り軍勢に突撃と言うと、正直が射撃やめ、銃窓から一発でも撃つて来たなら、銃撃して潰すのだと言うと、狙いを定めたの、

です、


福島隊5000人が大手門から乱入すると皆逃げ惑っています、もう、いいだろうと、撤退のほら貝を吹くと、今度は一斉に撤退したのです、門内は負傷者で溢れています800人はいる、

でしょう、銃窓で倒れた者も200人はいるはずです、これで3000人中1100人は死傷したはずです、降伏に応じるでしょうと言うと、福島正則が申し訳なかったと言うので、本日のお、

手柄は福島隊ですよというと、


喜んでいます、降伏勧告はもう少し待ちましょう、今頃はどうするかを話しているはずです、みんなに弁当を食べさせてくださいと言ったのです、暫く経つとそれではいいでしょう、

と降伏の使者を立てて、門前で降伏勧告をすると、1人の男が出てきて何かを言っていましたが使者が戻ってきて、大将が腹を切るから城内にいる者の命は助けてほしいといって、

いますがと言うので、


大将も腹は切らなくてもいい、大将以下幹部は拘束するが処刑はしない、その他の者は武器を捨てて速やかに城から退去するのだ、但し武器以外は持ち出しても良いというと、秀次が、

そんなに寛大でいいのかと言うので、これを聞けばことごとく軍門に降るでしょう、秀吉様には私の一存だと報告しますと言うと、秀次が了承したので、使者にそう伝えるように言っ、

たのです、


城から続々と武器をすてて人が出て来たのです、最後に長宗我部中親と幹部10名が出て来たので縄目にはしませんと言い、一旦寺へと言って護送したのです、中に入ると銃窓のそばに、

には沢山の人が倒れており、息のある者は手当てするのだと運び出し医師のいる寺へ運び込んだのです、死んだ者は首実権して書きとめ、城の直ぐ傍の丘に運び埋めて坊主にお経を読、

んでもらい首塚としたのです、


自分の陣地に戻り祐兵に我が軍の手柄にはなりませんが、これで悋気を買うことはないでしょうと言うと、それでいいんだよ、みんなは我が軍が一番の手柄だと思っているだろうと言、

ったのです、家臣にはよくやってくれた、恩賞はすでに秀吉様から貰っている、帰ったら殿より皆に恩賞があるだろうと労ったのです、祝宴の用意ができたと言うことで祐兵と一緒に、

出張ったのです、


秀次が皆の者ご苦労であった、たつた半日で高松城は陥落したと言い、乾杯をしたのです、加藤清正がとなりに座り、相変わらずの気づかい痛みいる、手柄を譲るとは正直殿らしいが、

ちっとは欲をもちなされと言ったのです、秀次が祐兵に優れた家臣を沢山持っていて羨ましいと酌をするので、おそれいりますと飲み干すと、正直にもっと欲を持つように言った方が、

いいぞと言うと、


よく言い聞かせますと祐兵が笑ったのです、福島正則が傍に来ると、清正が正則、正直殿の力を思い知ったであろうと言うと、恐れ入った、これからは軍師殿の言う事はしっかり聞く、

ようにしますと言うので、清正がそう言う風に素直になればいいんだよと笑ったのです、それから、諸侯が傍に来て軍師殿と褒めまくったのです、その途中に地侍が貢物をもって押し、

かけて、明日から軍勢に加わりたいと言うので、秀次が許したのです、


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