第3話不幸な冬休み
ゴホッ ゴホッ
ぼくは、冬休みに入って すぐに風邪をひいた
インブンエンザだ
まぁ 学校がある日なら 出席停止となるのに…
冬休みに インブンエンザにかかるなんて 何かに呪われているのかもしれない
ちなみに 今は 始業式の三日前だ
インブンエンザにかかっていたせいで 宿題も何もできなかった
もし仮に この世の中の 不幸な人と幸せな人の割合が決まっていたら
どこかで不幸な人が増えると同時に どこかで幸せな人が増えているのだ
逆に 不幸だった人が幸せになると同時に 誰が不幸になるのだ
そう考えると ぼくは良い奴だろ?!
ぼくが 不幸であることにより 幸せに過ごしている人がいるのだ
まぁ まわりは そんなことも知らずに ぼくの暗いオーラを見て ぼくの事を見下し 汚いもののように扱うのだろう
本当なら 感謝してほしいくらいである
不幸でいてくれて ありがとう!とね
まぁ これは、もしもの話である
世の中は 不平等すぎる
友達はほぼ0
もちろん 恋人はいない
そんな奴がインフルエンザにかかって 冬休みが潰れる
神は ぼくを いじめすぎである
ここまでくると 次は 命でもとられるのかもしれない(笑)
まぁ 愚痴を言ってる時間があれば 宿題をやらなくては!
もし これで宿題を出せなかったら ぼくは 冬休み中 遊びほうけて 宿題を全くやってない奴と評価が同じになってしまう
それだけは嫌だ!
好きで こうなったわけではないのだ
冬休み遊びほうけた奴等と一緒になってたまるか!
その意地で ぼくはいつもより集中できた
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