勇者の加護を貰ったのに勇者じゃありませんでした

作者 ちりがみ

★★★ Excellent!!!

「魔王ならさっき倒されてましたよ」

ラノベの知識もしっかり蓄え準備万端! 満を持して(?)トラックに轢かれた蓮斗!
白い空間! 女神の登場! 授けられる力! 全てがテンプレ通り! 
「勇者レント」となり、待望の異世界無双生活が始ま…… 

らなかった!!!

「勇者が魔王を倒した」
異世界に来た途端、衝撃の事実を知らされるレント。
勇者じゃなかったレントの異世界での冒険が始まる!

メタな視点で異世界を皮肉りながらも、街の人々の優しさに触れ順応していく主人公レントが面白い。
自分が勇者ではなかった事に落胆しながらも、街の宿でジャガイモの皮を剥き、薬草を集めに行ったり、いきなり出会った冒険者の女の子に指導をお願いしたり、素直にコツコツ頑張る姿に好感が持てる。
それでもこれがただの異世界スローライフものでは無いと読者が期待せずにはいられないのが、レントが持つ謎のスキルの存在。
レントは本当に勇者じゃないのか!? 本物の勇者と出会う日は来るのか!?
この物語の行く先に心が躍ります。

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