　と、なれば？　彼女の口から不満の声が漏れるのは当たり前となる。

　と、言うか？　妻が夫の子供欲しさに甘えるのは当たり前……。

　これは～？　どの生物でも起きる自然の摂理なのだから。

　比の国の女王ルインが健太（白馬の王子さま）の子供欲しさに、妻的振る舞いで甘える行為は～？　ごく自然なことだからね～。妻の優艶な誘いを断り、夫としての務めから逃避行をしようとする。自分自身の王の様子を比の国の女王ルインが凝視をすれば？

　彼女は？　不快感を募らせて──。王へと不満を漏らすだけだよ。

　それも～？　こんな感じでね～？

「もう～？　あなたは～？　妻である私の誘いを断り──！　夫しての務めを破棄──！　その上～？　こんな様子の最中～。そう～？　私があなたに甘えている最中に～？　前王であるカーンの名前を出すとはどう言う事なの～？　いい加減にしてください～！　あなた～！　そんなに～？　あなたの妻である私の過去をほじくり返しながら侮り～、蔑んで～。卑しい女だと～。あなたは～？　罵りながら嘲笑いをしたいのですか～？」と。