第161話 健太とウォン (4)
それだけではないようだね~?
だって~? 今回は珍しく~?
「ダ、ダメ~! 絶対に今回はダメ~! 健太の出場は~、絶対にダメだから~! もう私は、健太のこの可愛い顔が~。元の容姿が解らない程~。真っ青に腫れあがりながら~。息を引き取る様子を見たくはない~。だから健太の出場は許可できない~! 分かった~! ウォン~!」と。
そう~? 女王アイカが珍しく、健太を強く抱き締めながら。彼の出場を止め、拒否──。ウォンを諫めもするのだよ。
だから我等は、此の国の女王アイカに対して、大変に失礼だとは思うのだが。
彼女が健太を必死に守り労る様子を遠目から見て驚愕をするのだよ。
だって此の国の女王アイカは、軟弱、ひ弱な健太に愛想をつかして、次期王の席から外し、平民へと格下げした張本人だからね。ついつい? こんな失礼なことを思ってしまう。
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