結界舞闘列伝 アイドルが2羽っ!

作者 壱原優一

アイドルのアイドルによるアイドルのための戦い

  • ★★★ Excellent!!!

アイドル、能力バトル、百合。作者はこの作品に「俺はこれが好きなんだよ!」という想いをこれでもかと叩き込んだに違いない、と第一部を読了して思いました。

バトルシーンは熱量高く、とても読みやすいので自然と主人公である紗弓にすんなり感情移入できます。剣豪小説のような文体で淡々と描写される戦闘シーンがアイドルという言葉の雰囲気に反して血生臭く、泥臭く、なおかつアツい。
紗弓の能力がシンプルなストロングスタイルなせいもあるのでしょうか?

何度か誤字脱字かと思われる場所もありましたが(文体の癖、あるいは演出上のことなのか判別がつきづらかったので違っていたらご容赦を)、バトル自体がアツいのであまり気にならず、すらすら読めました。

ダメージが花びらとして消化される設定もよいと思いました。
顔面を狙っての蹴りやサッカーボールキックなどの殺人技を躊躇なく繰り出す女の子、ふつうに怖いですもんね。偶像結界内なら安心。よかった。

余談ですが、作者のTwitterにはCharatで作成されたキャラクタービジュアルと作者による設定文がまとめられており、本作を読む上での一助になるかと思います。

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