神鳥を殺したのは誰か?

作者 鳩子

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★★★ Excellent!!!

主人公・灑洛はかねてより相思相愛であった皇太子・遊嗄と結ばれ後宮へと入る。

しかし、陰謀渦巻く後宮で、最大の敵となったのは灑洛に横恋慕する現皇帝。

その権力のもと、二人の愛は引き裂かれ悲劇が悲劇を生んでいく……。

神鳥を殺した犯人は読み始めてすぐに理解しました。
けれど、それは読者の興味を欠くものではなく、より一層確実な真相を求めるためつい読み進めてしまう、そんな効果がありました!

灑洛の悔しさ、遊嗄の絶望、どれも繊細な心の色が表現され、思わず二人を応援していました。

楽しいお話をありがとうございました!

★★★ Excellent!!!

深い知識に怒涛の連続のストーリー。
中華風愛憎サスペンス劇場と一言では括れないお話。
重くも美しく、そして、恐ろしくて。
このお話、わたしはたぶん、一生忘れられそうにないです。
ページをめくる手が止まりませんでした。
WEBでこれだけの作品を読ませてもらえるなんて、感謝でいっぱいです。
素敵な作品をありがとうございました。
書籍化されたら買います!

★★★ Excellent!!!

疲れて途中でダレると言う事もなく次へ、次へと読んでしまいました。神鳥を殺したのは誰か。その謎が明かされないまま人が亡くなっていく。素晴らしかった。息も吐かさぬサスペンス。愛憎劇。まさか義父であり叔父と交わることになるとは思わなかった主人公。引き裂かれる恋人たち。そして知らず嫉妬に狂う妃嬪。こんなに激しい愛憎劇を久しぶりに読みました。予言は成就するのか。とても素晴らしかったです。美貌の皇太子妃。何も知らないお姫様が、どう変わっていくのか。国母となるとされた少女は。とても素晴らしい作品でした。

★★★ Excellent!!!

皇帝が天帝から賜ったという「神鳥」のおわす帝国。

皇帝の姉を母に持つ名家の灑洛(れいらく)は、幼馴染の皇太子のもとに嫁ぎ、夫と幸せで甘やかな日々を過ごす。しかし、叔父でありまた義父でもある皇帝は、灑洛に並々ならぬ関心を示し、悲劇が始まっていく…。

服飾一つ、茶菓一つとっても描写が細やかで、雅やかな後宮の幕を一枚はぐれば、そこは嫉妬、妄執、残酷が渦巻く魑魅魍魎の巣。げに怖ろしきものは人の心…。
嫁を挟んだ父子の相克の果て、灑洛が追い込まれていく状況に手に汗握り、「ひいい~っ」と叫びつつ、先を求めてつい一気に読んでしまった。

最終話で明かされる真相に「やっぱりー!」とまた叫びながらも、鮮やかな幕切れに満足。
煌びやかな筆致で描かれる濃厚な後宮ラブミステリ、堪能いたしました。

★★★ Excellent!!!

完結したので、レビューさせていただきます。
毎回、更新を楽しみにしてました。


すごい物語でした。

作者は、中華後宮ミステリーと書いていますが、
神鳥が殺されるのが物語の中盤で、
そこから、不幸のオンパレードです。


皇帝は、あまりに非道で、これでもかというくらいです。
ヒロインが可哀想だと思って読み進めていると、ラストでやられます。

やっと、復讐タグが入ってる意味がわかりました。


美しい文章と、きらびやかなラブロマンスと思いきや、予想できない終幕でした。


大人向けのドロドロな恋愛とか、昼ドラが好きな人は、絶対はまります。

とにかく美しくて残酷、おそろしい作品でした。

★★★ Excellent!!!

天帝から賜りし神鳥が無惨に殺される――いきなりショッキングな場面から始まる、この物語。

ヒロイン・灑洛は、長年恋を育み続けた皇太子・遊嗄と結婚。
幸せの絶頂……のはずが、遊嗄の父であり現皇帝・黎氷に何故か度を越した寵愛を受け、周囲の反感を買うようになります。

灑洛と遊嗄は本当に仲睦まじく、会話一つ取っても互いへの愛情に満ちており、新婚夫婦ならではの甘やかなムードにこちらまで赤面してしまいそうになることも。

しかし二人が素晴らしく幸せであるからこそ、皇帝の底知れぬ暗さを秘めた想いが濃い影を落とします。

光が強ければ強いほど、闇は一層深くなる――そして物語はついに、最悪の事態へ。

現在、第五章に差し掛かったところですが、これ以上のことが待ち受けていたらどうしよう……と震えております。

けれど、希望がないわけではありません。
泣き震え耐えるばかりだった灑洛が、ついに立ち上がったのですから。

彼女が背負うものの重さ、そして苦しみと辛さは計り知れません。

だからこそ、その重みをもってしても凛と立ち進むことを選んだ彼女から目を背けられない。

決意と覚悟を胸にした彼女の前に、これからどれほどの苦難が立ちはだかるのか?

美しく残酷、麗しく冷酷、今後の展開も目が離せません!

★★★ Excellent!!!

他の方も評価しているとおり、本当に情景描写が美しい。中華系のことをあまり知らない私でさえ、ありありと目に浮かべることができるほど精密に描かれた世界観は、飽きることなく読み進められます。
というより、作者様が紹介しているとおり、中華風後宮ラブ・ミステリーであるため、読み進めていけばいくほど謎が深まり、先が気になって気になって仕方ありません。
かくいう私は、それがもどかしくて何話かの更新を待ってから読み進めるという、作者様には申し訳ない読み方をしているほど。
皆さまも、一度この美しく残酷な世界を覗いてしまえば、必ず読む手を止められないことでしょう。

作者様へ
遅読ながらも、いつも更新を楽しみにさせていただいております。
恋愛だけでない、色んな意味ではらはらどきどきする素敵な作品をありがとうございます^ ^

★★★ Excellent!!!

美しい描写と情景でつづられる、圧倒的な物語。
主人公の灑洛は、かつて結婚を約束した皇太子遊嗄と、晴れて結婚をするという幸せの絶頂を迎えていた。
だが、その幸せな結婚は、庭園で皇帝と出会ったことから、少しずつ運命を狂わせていく。

灑洛を快く思わない義母たち皇帝の妃。灑洛に執拗に執着する皇帝。
遊嗄との幸せ過ぎる日々を過ごしながらも、その生活に徐々に影を落とす、かつての恋―――。

小説全体を彩る、美しすぎる情景描写は、冒頭ではその幸せの絶頂を。不穏な影を落とす中盤では、悲劇とのコントラストとなって物語全体を浮き上がらせてきます。
中華後宮は「難しい」と、嫌厭していた私ですが、この物語はとても丁寧に書きこまれ、読むほどにその世界へグイグイと引っ張りこんでくれます。

冒頭では少女そのものの、可憐で、穢れなく、か弱い印象の灑洛ですが、徐々に自分の立場や状況を理解するに、愛する遊嗄を護るため、芯の強い女性へと成長していきます。
しかし、そんな中、ついに悲劇が―――。

息つく事を忘れるほどのめり込むファンタジー。
ぜひ、あなたも読んでみてはいかがでしょうか。

★★★ Excellent!!!

美しい花片、甘い芳香、遠くで鳴り響く遠雷と雨の匂い。ひとたび読めば、読者を一気に想像の翼で、古代中国の世界に誘う精緻な描写。

色とりどりの美しくも、何処か張り詰めた空気の漂う世界へ身を任せ、貴方も游(ゆう)帝国へ行きませんか―――?

幼い頃の約束を果たし、晴れて游帝国の皇太子、遊嗄(ゆうさ)と結ばれる事になった灑洛(れいらく)は、千年生きるというましろの神鳥より、予言を受ける。

それは、『国母になる運命』。そして、『黒珠黒衣を身に纏う』―――即ち、皇帝になるという運命を背負っていると言う、不穏なものだった―――。

公主の娘でありながら、虐げられて育った灑洛。彼女をめぐる、皇太子と皇帝の想い。そして、妃たちの嫉妬。

純愛と陰謀、華麗な後宮の世界で繰り広げられるのは、ドラマティックな物語。それぞれの思惑や想いに、ハラハラ、ドキドキが止まりません。

果たして、神鳥はどうして殺されてしまうのか―――?

そして、物語の結末は……?


これからの展開が楽しみです。

★★★ Excellent!!!

灑洛(れいらく)は初恋の相手、皇太子・遊嗄(ゆうさ)と両思いで結婚し、結ばれます。
そこへ、遊嗄の父である皇帝が横恋慕。

簡単に説明するとそういう物語なのでしょうか。
しかし、本当にそんな簡単な物語なのか、未だ物語の全貌が見えてはいません。
タイトルにもある通り、冒頭で神鳥が殺されます。その後、話は神鳥が殺されるよりも前、灑洛の結婚まで戻り、未だ神鳥が殺されるところまで進んでおりません。
ひょっとしたらこの話はまだ中盤にも来ていないのかもしれません。

どうして神鳥は殺されるのか。
灑洛を見た神鳥の予言はどういうことなのか。
表紙に作者さんが書かれている『禁断の愛と復讐が交錯する中華風後宮ラブ・ミステリー』の復讐とは何なのか。

謎が謎を呼び、読み出すと目が離せません。
気になって気になって、次々と読んでしまいます。
時系列を考えると、そろそろ神鳥が殺されてしまうのでしょうか。
その後、物語がどうなっていくのかとても楽しみです。
とにかく読んでみないことにはこの小説の魅力は伝わらないと思うので、気になった方はぜひ読んでみてください!