第101話

「うぅ❗❗」

 他殺遺体など、初めて見た。

 だが、見た途端、何か違和感が

あった。

「彼女は……、ジュリアじゃない

!!」

 ボクは、思わず声を発した。

「え!?」

 全員がボクを見詰めた。


「ジュリアよ!間違いないわ。」

 杏樹は断言した。

「違うよ!この……、亡くなって

いる彼女は、綺麗だけど、

ジュリアは、もっと可愛い顔を

していたンだ。」

「……」

 リオと杏樹は首を傾げた。





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