第89話 ジュリア

 即座に、玄関で応対すると

やはり警察の者だった。

「冨田と申します!」

 警察手帳を提示した。

「一緒にいた女性………、

 ジュリアが、拉致されたンです

。」

 ボクは、襲撃された経緯を

話した。

「あの……、そのジュリアさん

と言う方のフルネームは………

!?」冨田が、メモを取りながら

訊いた。

「えっと……、

 大蛇丸ジュリアです!」

「え!?」メモを取っていた

手が止まった。





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