第87話

「あ、あ~………」

 ボクは、ビクッと反応して

吐息を漏らしてしまった。


 花梨の色香に誘われ底なしの

快楽の泉へと足を踏み込んで

しまったようだ。


「ぁ、ン、ヒカル~………」

 花梨の舞うような腰使いに、

ボクの紅く燃える《バーニング

・ソード》は、すぐにでも白い

欲望の樹液を吐き出して、

ギブアップしそうだ。






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