第51話

 目眩(めくる)めくような

快楽の渦に二人は、巻き込まれて

いった。

 時間も忘れ、オレはジュリアと

口づけを交わした。

「う、ぅン………」

 甘く切ないジュリアの喘ぎ声を

聴くと、それだけで絶頂(イ)ッてしまいそうだ。

「ジュリア、好きだよ!!」

「もっと愛して~………!!」

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