駄文2018/02/08

・この一年でなんとかする


昨日の家族会でずっと「オラもう人と働くことがでけねえだ」と頑なに訴えたところ、一同から「じゃあこの一年で成果を出してみやがれ」と発破をかけられた。ということで今年中に何とか在宅で生計を立てようとする方向性は一族公認となり、そのために今まで以上に活発に活動していく所存です。



活動していく所存なのだけれど、今日は体調不良からの免許更新、昼から前職場、夕食後また前職場、明日も夜通し前職場、ということで、全然やりたいことの時間が取れない。週末で何とか盛り返していけたらと思うけれど、土曜日はおそらくひっくり返っているような気がする。



プログラミングと語学に重点を置いて、コンテンツ発信の礎とする構想があるものの、ではそれらでお膳立てして提供できるコンテンツとやらはいかほどのものか、ということになる。



たとえば毎日やっているスケッチの密度でマンガを描いていけたらいいのかなと思うけれど、そのために必要な技術は全然ない。それでもやり始める、ということも手ではあるけれど、そうやって負荷をかけすぎた結果、お題マンガの連続投稿については挫折してしまったのだった。



一方、単発の収入になるかと勉強していたAccessについては、使っていたPCが立ち上がらなくなり代替機を用意してもらっている間、進まなくなってしまった。座学を続けようとは思うけれど、やる気が軌道にのってきたときに実物を触れないのはつらい。



そこで代わりにUnityを再開しようと思う。絵があればスクリプトはすぐ作れるはずなので、制御とC#の勉強が進めば、春にはクソゲーの一つや二つは作れるのではないかと淡い期待がある。



・軌道修正


「自分が好き勝手に作ったもので対価を授かる」というのは、いくら何でも無理筋でないかという気がしてきた。最終的にそういった境地に到達する夢ぐらいは見てもいいのかもしれないけれど、どちらかというと、そこまでの道のりをどうやって凌ぐかという問題を抱えているわけで、別の仕組みを考えたほうがいい。



次点として「自分が好き勝手にやっていることによって得られた技術を応用して対価を授かる」ということが挙げられる。これはまあ今までのやり方と大差ないけれど、「パソコンに強い」と「楽器と落書きが多少できる」以外の技術を今後得ることができれば、その組み合わせによって独自性を出せるのではないか、ということをこの前のブレストでも考えていたような気がする。



そういったささやかな「強み」の組み合わせだけでなく、「人と直接関わりたくない」「義務感があると何もできない」というような自分の「弱み」との組み合わせも考えていくといいのだろう。「一人でやる+楽器=宅録」だし、語学も直接話すのではなくて、読み書きと聞き取りだけができればいい。



そういえば自分の「弱み」には「不注意」もあるのだった。これは人と関わる上で大いに妨げになる要素で、責任や作業を分担することが実質機能しなくなる。



そこまでではなくても、単独の作業においてもやはり著しい不注意があるので、何をやってもスムーズにはいかない。何をどうしても失敗にはならないような、勝手に陶酔しているような作業だけがまともにできるけれど、その作業が果たしてまともなのかは分からない。



したがって、一人で陶酔し続けることで生計を立てるか、陶酔し続けることによって得られる技術を使って生計を立てるか、といったところになる。この時点でプログラミングには適正が無いような気がしないでもないけれど、RPGツクール(SFC)で2つもゲームを作ったことがあるので、まあ、窓口対応や電話接客よりはマシだろう。



・完全に他人がダメでもない


いや、しかし考えてみると、お客さんと会話をすることは特に苦しいことではなかった。反射的に卑屈なくらい人当たりを良くしてしまうので、それを好意的に受け取ってくれる方が大多数だった気がする。



それよりも、一緒に働いている人から何かを指示されたり、逆に何かをお願いするということに、身の毛のよだつような思いがするのだった。人に何かを説明したり、説明を受けるのもそうだった。別に相手が問題のある人というわけではないのに(問題のある人もいたけれど)、自分側の拒絶感がひどい。



そこには先ほどの「不注意」も関わってくる。言われたことが抜けるし、言うことも抜ける。となると、まともな協働は不可能になる。それ以前にそもそも「一緒に働いている人」と「一緒の場所にいる」ということが耐え難く苦しい。それで前の職場では個室を借りたところ、作業効率がかなり改善したという経緯があった。それだけ、人間が近くにいることが嫌だ。



お客さんとの面談や電話であれば、それは個人というよりかはサービスそのものの具現者(アバター)として振る舞うことができる。この線引きが同僚に対してはできないというのは、自分の持っている境界線を侵犯されるような緊張感があるからかもしれない。お客さんは用事があれば帰る。同僚は定時まではいる。単に長さの問題もあるかもしれない。



そう考えると、何かの配達のように、しばらく一人でいて、ちょっと人に会ってすぐ去る、という仕事であれば、継続可能かもしれない。ただし、車の運転となるとここにも「不注意」の問題があるので、家族には「お前は運転に関わる仕事だけはするな」と釘を刺されているのだった。

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