駄文2018/02/06
・平常運転に戻る
一夜明けて、通常どおり出勤。ダルさがあるものの、なんとか日課を消化できていて嬉しい。無気力をコーラで散らしていくのが効果的だけど、後から歯茎が炎症を起こすので、飲んだらすぐにお茶か白湯で口をゆすぐこと。
仮想通貨に限らず、市場が荒れているようで、自分もBTCとモナコインに合わせて2000円だけ入れてたら800円を切ってしまい、大きな金額でなくて良かったような、でもその2000円だって普通に使ったほうがよかったような気がしているけれど、こういうものなのだろうとも思う。
大きな用事がひと段落して、頭を巡るのは生計のことばかりになってくる。そろそろ能書きはいいから、自分が他人に提供できる価値というものを見出さないとならない。
色々なことに手をつけてはいるものの、どれも対価を授かるようなレベルではない。これが地理的な制限などがあって、他に手の空いたものが誰も居ないということであれば、やむなく抜擢されるという場合があるかもしれないけれど、安住の地であるインターネットには、そのような力学は存在しないか、ほとんど意味を持たない。
しかし、同様の限定的な条件を、自ら作り出すことであれば、これは可能かもしれない。中途半端なスキル同士を組み合わせることで、他にはいない(いるにはいるのだろうけど、その発見コストが著しく高いか、求める結果に見合わない)種類の人間と見なされること。これであれば、望みはある。何より一人で完結できそうなことだからだ。
・虚無のレンズ
するとその組み合わせにオリジナリティを持つことが必要になってくるが、今、手持ちのカードでどんな組み合わせが一番有意だろうかと考えると、なんというか、それらの組み合わせの基幹部分になるものが無いか、弱い。
ゲームを作るならプログラミング。薄利多売をやるなら語学。またいずれの分野においてもインプットが不十分で、そのための時間はあっても気力がない。気力を有効に分配できるだけの集中力もない。結局打つ手なしと思われる。
そこでいったん頭を「飛ばし」てみる。一切は虚無で何の価値もなく、全てのことは無意味であるとする。ただその瞬間の快楽や惰性があり、それも幻の類でしかない。
その虚無のレンズで覗いている限りは、自分のできることは全て「暇つぶし」ということになる。そこから負担にならず、さらに、うまくいってもいかなくても楽しい暇つぶしを設計することで、長期的な技術の習得を実現させることができまいか。
いや、元々そういったものを想定して小さな日課を組み立てて来たはずであった。しかしその優先順位が最も適した状態であるとは言えないかもしれない。技術の組み合わせにおいて基幹部分になる技術へのウェイトを上げて「暇をつぶす」。具体的には作業の順番を組み替える必要があるだろう。出勤前後の時間を基幹技術にあてるということにどれくらい効果があるかを試そうと思う。
・さらなる無意味へ
結局こういうことを考えること自体が一番暇つぶしになる。まるで何か意味のあることをしているような錯覚を覚えるからだ。しかし、実際の行動に結びつけ、さらにそれを維持できなければ望ましい変化は訪れないため、幻の中でもなかなか純度が高い部類に属している。
いくつものアイデアが実現しなかったり、長続きしないで消えていった。そういう傾向が物心ついたころからずっとある。何かをすると決めてみても、それは次の瞬間には単なる苦役になっていた。
自分で決めたことが一つもできない。と思っていたけれど、これは継続を前提としたものに限っての話であって、「継続することに失敗する」ということを数十年継続することで、作業そのものの継続が小規模なものであればできるようになったものの、その頃にはとうに30歳を超えており、社会そのものに対する強い猜疑心に満ちた不審者に成り果てていたのだった。
それならそれで、次の無意味、次の虚無へ向かおうと思う。何の意味もない、くだらない、価値のない、救いの無いことをさらにその方向へ進めていく。ささやかな望みを持ったり持たなかったりして、よくわからないけど何とかなっていくか、何ともならなくなって死んでしまうか、そのどちらでもいいからそれまでの間ずっと、うわごとを言ったりガラクタを組み立てたりして過ごしていきたい。
・既に余生なのか
先ほど役場から連絡があったので、やはり夕食後には前職場に行かないといけないことになったけれど、長居はしないで早々に帰って就寝しようと思う。用事が立て込んでいるので再来週までは最低限のことしかできない。
そういう時にはこうやって考えたことは一回忘れて、時間と気力に余裕ができた頃に読み返すのがよろしい。読み返せずに、結局何もできないまま2月が終わったとしても、それはそれで構わない。既に好き勝手にやらせてもらっているだけでもありがたいことなのだ。
さながら人生の冬休みといったところか。三学期があるような気がしないけれど、そのまま終わってしまってもいいような気持ちではいる。
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