導入部の悪魔、天使と主人公のやりとりに引き込まれました。
悪魔と天使が言動の端々に、文字どおり「人でなしさ」を感じさせており、とても良いです。
そんな彼女らに対し主人公が、「自分の人生がぱっとしなかったのは見た目と性別が悪い!」と言い切るあたりからわくわくしてきます。
そんな主人公に念押しする悪魔。彼女の言葉を見ているとふと思います。
「このおっさんはラストで、本当に美少女として幸せになれるんだろうか……?」
そして始まるアイドル人生。
人は本当に見た目だけで幸せになれるのか?という命題を感じさせる、これから楽しみな話です。