千年王国978年目、崩壊の前兆と愛について

作者 みりあむ

千年の理想郷で「愛」を探す旅の物語。

  • ★★★ Excellent!!!

 この物語は、ハルマゲドン後に訪れた、不老・不病の千年王国で、愛とは何かを見付ける旅路を描いたお話しです。
 天使や悪魔、寿命の訪れない人間たちが入り組む物語世界。
 数々の制約を無くしたことで、愛とは? の真理を読んでいて突き付けられます。
 それは、言い逃れの出来ない問い掛け……
 例えば、愛とは生殖をさせる為のもの、など聞いたりするでしょう。
 では、そうする意味がなくなった世界では、愛はなくなるのでしょうか?
 いえ…… 愛とは、そうではなかったのです。
 物語の最後で描かれる、愛の姿。
 聖書の知識がなくとも楽しめるように書かれていますけれども、知っていた方が、より深く物語へと引き込まれるでしょう。
 ただ、千年王国のことが書かれている箇所は、とても難解です。
 聖書の入門書などから入ることを、私はお薦めします。
 こう固く書いてみましたけれども、読み終えて、恋人とキスしたくなっちゃいました~💕
 もっともですね、恋人なんて、いないのですけれども、てへ。

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