現代世界の一部で「異世界化」が発生し,クリーチャーという怪物が跋扈する中,人類が対抗するために生み出した機械の鎧「AA(Armored Artifact)」を操る者たち「AF(Armored Force)」……が,全員女の子? なぜなら,異世界化の影響で「マナ(魔力)」が使えるようになり,マナを動力としてAAが開発され,そして,マナが使えるのは女の子だけだから.
主人公はそんな中,男子なのに強力なマナを持っていることでAFに入隊.もちろんクラスメートは女の子だらけ,憧れのハーレム暮らし! とはならないようです(いや,はた目から見るとなってんじゃん,と思うんですが,本人は困っています)
200話を越えていますが,1話あたりは短く読みやすいのがよいです.100話あたりまで,訓練を経てからのクリーチャーとの対決.ヒロインたちの過去が明らかになるにつれてツンからデレへの移行(たくさん女の子出てきますがやっぱりサーシャ様がいいですね),クリーチャーのまたの名が「カミ」であるその理由……熱いバトルとドラマが繰り広げられます.
100話あたりから様子が変わってきて,おそらく主人公の評判?が広がって,後継ぎ候補に嫁になってくれと,様々な職種(!)の女の子が寄ってきます.新しい女の子が来るたびに,既存?の女の子がゾロゾロ詰め寄ってくるあたりが笑えます.このへんから,皆さん,真面目に戦わなくなります(←褒めてます).なぜかコ〇ケやら温泉旅行やら,とてもほのぼのとして楽しそうです(主人公は相変わらず困ってますが).クリーチャーの戦いの行方や,一瞬だけ現れたクセ強めのアメリカ人など,どこでまた現れるか,楽しみにしています.
あくまで異世界化は現象で、地震やパンデミックみたいな扱いですね。
そういうものだから、対処はするけど、そこに物語の主軸は置かない、みたいな。
あたかも、現実で「地震やパンデミックの被害を抑え込む努力をする人はいっぱいいるけど、その現象そのものを消滅させるために動く人はまず居ない」みたいな。
(まぁ、後の展開で変わってくるのかもしれませんけど、いや、多分そうなるな……きっと)
主人公の目的は、お金が稼げて、可愛い女の子と複数親密になれればいいやという俗物的なのもある意味好感度高いですねw
こういう世界の状況に順応していたら、まぁ、そういう態度になるはずだしw