第151話横道
「でも、制限があるだけで、先輩は強いんでしょう?」
「はい、私が言いたいことを代わりに言ってくれましたね。レーザーは貫くまで何秒かかかりますが、ミサイルは当たるだけでいいし、高速徹甲弾ははじくことはほぼ不可能です」
ロリ先輩がとろけそうな笑みで説明を続ける。
「数さえ集めれば、迫撃砲で多数の敵を一網打尽にできますしね。放物線なので、障害物も関係ないですし。お金がデメリットなだけで、私は最強なのです」
止めないとずっと続きそう。
この人、本当に火薬が好きなんだな。
「見直しました。最初は冴えないと思っていましたが、政府のお偉いさんよりも、数段物わかりがいいようです」
「先輩、今はそんなことを言っている場合じゃないんじゃないですか?」
エアバイクはどうなった?
「そうでした。実験を始めましょう」
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