カラス姫って、なんですか? 角がある人魚って、なんですか?

作者 橘ゆえ

20

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★★★ Excellent!!!

この物語は、タイトルから謎を問いかけています。
『カラス姫って何ですか? 角がある人魚って、なんですか?』

まさにこの問を私たちは読みながら解いていくわけですが、
時に同じところをクルクル回り、時に急展開で惑わされ、
そして絶妙なさじ加減のラブで読者をほんろうする。

まさに魔性=あやかしのような物語です。

つかみどころのない筋が、そのうち見えてくるわけですが、
現在143話まで読んでもまだ見えない謎もあり、
最後にどのような結末が待っているのか。

ただひたすらに「ハッピーエンドです!」という
作者の言葉を信じて読み進めたいと思います。

結末の期待を込めて☆3にしました!



★★★ Excellent!!!

凜は、タイトルが問いかけるように、複雑な背景をもって生まれ、生きてきました。
人の世界だけではなく、普通の人が見えない存在も、見て触れる事が出来るのです。
守ってくれる存在。敵意を向けて来る存在感。

みんなと、見ているモノが違う世界で、
切ない思いも、悲しい思いも、ちょっとめんどうな事も、
甘酸っぱさも味わいながら
凜は、今まで注意深く年月を重ね、
自身の血に流れるモノ。しがらみ。記憶喪失。

物語が進むにつれて、謎は解き明かされ、
凜は、閉ざしがちだった周囲の思いに気付かされ、
心も体も大人になって行きます。

連載中ですが、今、とても良い所までエピソードが公開されています。
この機会に、是非是非、
凜と愉快な仲間達に会いに来て下さい。

人の世界よりも、妖かし生きる世界に傾倒しているのか、
一人称の凜の語り口は、人の世界を見ている時と、
妖怪や、神様と接している時とでは、熱量が違うのも興味深い点です。

神様も妖怪達も、どこか人間っぽくて親しみが湧いてきます。
作者様の愛情が、吹き込まれているのだと感動しております。
チトセや、サクも捨てがたいですが、
私は、墓場にいる骸骨のタケサブロウさんのファンです。

謎解きミステリー調ではありますが、
家族愛や、妖怪愛に溢れた、素敵な物語です。
もちろん、甘々のラブな場面もあります。
女性は、堪らないのではないでしょうか。
男性も十分楽しめると思います。
特に、サクの一途な思いを参考にしてもよろしいかと。

橘様。連載、頑張って下さい。
完結するまで、ずっと応援しております!

★★ Very Good!!

不思議な物語です。
主人公・凜の15歳から16歳にかけての心の動きを、彼女の周りに存在する「あやかし」や人間を絡め、丹念に追っていきます。
色々な要素を含んだ作品で、あやかし好きの方、ファンタジー好きの方はもちろん、内面を深く見つめるタイプの小説を好む読者さんに一番合うように思います。

オムニバスではなく、結末が見えていないため、現時点では★2つとしました。

★★★ Excellent!!!

この作者様は「和風ファンタジー」が本当にお上手です。

日本の風景に本当になじんだ幻想の表現は、色覚に訴えるような「美しさ」も伴っています。

今回のこの物語の主人公は、凜という少女。

化け猫のチトセや山ヒメの眷属サクに守られながら成長しているのですが、記憶に欠けた部分があったり、幽霊や妖怪が見えたりする『謎』を抱えた少女でもあります。

謎が解かれていく楽しさもありますが。

私的には。
サクと凜の胸キュンシーンがお勧めです(o´艸`)

物語はまだ序盤。
今から更新を追いかけるのが楽しみです!