概要
白い魔女は杖を立てる、己の世界を守るために
『白い魔女』
真守が幼い頃に聞いた童話には、魔術に関わる重大な秘密が隠されていた。
幼馴染の『みよ君』との再会、蛇神の暴走、そして過激派の魔術師の来襲。
霊能力と魔術が引き起こす事件の中、次々と暴かれていく『白い魔女』の真実。
重厚な設定と個性的なキャラクターが織りなすローファンタジー!
第五部 特等席の裁定
6/3 プロローグ公開
6月中旬から連載開始します。
真守が幼い頃に聞いた童話には、魔術に関わる重大な秘密が隠されていた。
幼馴染の『みよ君』との再会、蛇神の暴走、そして過激派の魔術師の来襲。
霊能力と魔術が引き起こす事件の中、次々と暴かれていく『白い魔女』の真実。
重厚な設定と個性的なキャラクターが織りなすローファンタジー!
第五部 特等席の裁定
6/3 プロローグ公開
6月中旬から連載開始します。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!交錯する伝承と御伽話
実の両親を失い十年前に父方の家族に引き取られた幼馴染が、現在は魔術師となって一時期住んでいた幼馴染の元に帰って来た。
これだけ書くと、このレビューを書いてる奴の語彙力を疑ってしまいますが、伝奇作品。特に2000年代初頭の、なんだか良く分からないけどあの暗ーい夜を舞台にした作品が好きな人間にはもう堪らない!
夜! 高校生! 魔術師! 金髪ゴスロリ妹! 両親失ってる! 御伽話! 夜刀の神! 夜(2回目!)!
恐らく、ある程度の年齢の特定の人の心を震わせるシーンが夢満載。
ミヨクが母違いの妹と一緒に自分の両親の墓参りするシーンは特に堪らない!
あのシーンだけでご飯三杯いけます!
さ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!"伝わる"大切さ――重厚さと読み易さを兼ね備えた逸品
重厚なのに、読みやすい。
濃密な文章量なのに、さらさら頭に入る。
レビューで時たま見かける、この言葉。
【ホワイトウィッチトラアイル】はまさにこの表現に相応しい作品です。
序盤から読み手に作品の中身を伝えたい!その気持ちは書き手なら誰にでもあるはずです。
が、本作の魅力は読み手が理解できるよう、少しづつ、丁寧に包みを開いてくれるように「情報を魅せてくれる」のです。
名前、国、地名、所属する組織、乗り物の名前や、過去の歴史……練り上げた設定や情報の数々を出したいのを抑え、あくまでも読み手に優しく、読みやすく構成されたホワイトウィッチトラアイル。
だからこそ、登場人物の心的描写…続きを読む