幽霊皇子とツイてる花嫁(旧題 死にかけ皇子と冥婚の后)

作者 小小夏@ココナッツ

死者との婚姻、計略の果てに――、姫は真の愛を知る。

  • ★★★ Excellent!!!

 死者との婚姻を「冥婚」という。その冥婚を果たした一人の姫の物語。姫が身を寄せていたその国には「落し物を拾ってはいけない」という言い伝えがあった。しかし、何でも良い方に捉える姫は、落し物を拾ってしまう。その落し物こそ冥婚の印しだった。しかも、死者との婚姻のはずが男性はあることをきっかけに生き返る。
 姫の夫は皇太子の一人だった。夫の許婚との確執も、夫の呪詛も、次々と明らかになって行き、読者を飽きさせない。さらに、夫の父親を狙う敵国や、その首謀者との争いに、主人公夫婦は巻き込まれていく。
 果たして敵の正体は? 呪詛の犯人は? 首謀者は?
 天真爛漫な姫が、死にかけ夫と繰り広げる宮廷恋愛譚!
 歴史小説という事で敷居が高いと思いきや、全くそんなことを感じさせずに最後まで引っ張って行かれました。一気読み必至の作品です。是非、ご一読ください。

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