ハイカラ娘と銀座百鬼夜行

作者 作楽シン

明治の街を駆けるハイカラさんを追いかけて。

  • ★★★ Excellent!!!

舞台は明治ロマン漂う東京。
お嬢さんはいつも事件の噂を引っさげて、「僕」のところへ飛び込んでくる。そして、そんな「僕」はいつも彼女に振り回されるのだ。

明治、東京、そしてハイカラさん。なんだかワクワクする響きです。そして、そのハイカラさん(お嬢さん)が追っているのが妖が絡んでいるらしい事件の噂。その真相を解明すべく飛び出していくお嬢さんに振り回される書生の溝口さん。お話は、この溝口さんの視点で描かれる。彼から見たお嬢さんは、はっきり言って面倒臭い。でもそれを覆してしまうくらいに可愛らしかったりする。二人が追う事件はどこか妖しく、それでいて現実的で人間臭い。そのバランスが絶妙で、グイグイとお話に引きつけられていく。

そんな妖しくも素敵なお話を、お嬢さんと一緒に追いかけてみてください。

(第三章、第5話までの感想です。)

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