このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(260文字)
よくある異世界転生かと思いきや、主人公華子が選ばれた理由、そして華子のいなくなった元の世界の家族のことまで描写されていて読み終わった後にはスッキリしました。ヒーローは主人公一筋、主人公華子もヒーロー一筋なのですが、前半はお互いの立場ゆえにいい感じにジレジレさせられます。後半は涙が止まらなくなり、それぞれ色々な立場の人間の様々な愛情を感じます。主人公とヒーローは歳の差がありますが、物語後半にはある意味でもお似合いな2人になる描写が本当に素敵でした。
タイトルを見た時は軽めのラブコメ?と思っていたのですが、読み進めると純愛にキュンキュンしました。最後まで楽しかったです。(^^♪