第109話 奈良線と京アニ。

 私は京都駅スーパーで今日の夕飯と京アニ事件の犠牲者の追悼の花束を彩海たちと共に購入し、まずはみやこ路快速に乗車して六地蔵駅まで行く事にした。

 なぜなら、事件があった第一スタジオは六地蔵駅の近くだと既にわかっていたから。

 ゆえにそれを知った上で、花束を買い、同時に彩海や歩奈さんと同行してこれからみやこ路快速で六地蔵駅まで行く事にした。


 そして奈良線のりばに到着した私はこれからみやこ路快速に乗車し、転換クロスシート車両にご乗車した。

 

 そしてみやこ路快速が発車した後、東福寺駅に停車した。

 東福寺駅はみやこ路快速以下の全ての種別が停車する。

 それは京阪との乗り換えがあるからその為に乗り換えの利便性をあげているからだと私は感じた。

 そして東福寺を過ぎた後、みやこ路快速は六地蔵駅までは止まらないとアナウンスが聞こえたのでそれで少しだけ一安心した。

 そしてJR藤森駅を過ぎると新しい複線を見て凄く感動した。

 昔はこの区間は単線だったけど、奈良線が複線化を進めた影響で凄く利便性が上がって安心した。

 そして複線区間はまるで新区間の路線みたいで凄く新しく快適な走行ができる状況だと思うとそれだけで感動する私がいた。

 その影響でそこを過ぎても速度を落とさずにどんどん走ってくるし、これなら非常に安心できると感じた。

 それから暫くみやこ路快速に乗車した後、六地蔵駅に到着して私達はここで下車する事にした。


 又、六地蔵駅は複線化と同時にラッシュ時の快速の緩急接続の為に島式2面4線化された。

 元々、その用地があったが、単線の為、島式2面4線化されていなかった。

 しかし、島式2面4線化する事で緩急接続が可能になり、ラッシュ時や快速と各停の列車がここで待避する事が可能になった。

 だから快速は当駅で緩急接続する様子を隣の京都方面からのホームで感じ取れた。

 それを感じた私は快速と各停が緩急接続出来た事で非常に大きく変わったのだと少しだけ感じた。

 これならラッシュ時も安心してみやこ路快速に通勤できる状況になると思うとそれだけで私は非常に安心できると感じた。


 そして改札を出てこれから京都アニメーション第一スタジオまで行って犠牲者の追悼までしようと思った。

 そして京都アニメーションの様子を見た後、私はその焼け跡から生々しさを感じて、放火犯によってこんな事をされるとは夢にも思いもしなかったと思い、これが京アニ放火事件の生生しさを改めて感じた。


「直紀さん。ここにいるとなんかすごく生々しく感じて体から恐怖を感じてくる。」


 私の体から妙な鳥肌が立ち、ここにいるだけで非常に寒気を感じた。

 すすると直紀さんが抱き着きついて…、


「あぁ、絵理奈ちゃんや彩海は墓守女子である分、霊感が強いからその傾向がより強くなってきているのは凄くわかる気がするな。だから俺はその案阿多をしっかりと守りたいと思いながら一緒に追悼するよ。」


 と話した後、私は安心した。

 そのお陰で体が温かくなった私は彼に…、


「ありがとう。直紀さん。私は直紀さんに言われるとそれだけで非常に安心してきちゃうから凄く助かっているよ。」


 と感謝した。

 すると、直紀さん派その言葉を聞いて…、


「あぁ、絵理奈ちゃんならこういわれても本当に安心して話できる仲だからこういう話をしているだけで安心するから大丈夫だ。」


 と聞いて体が更に温まった。

 私は直紀さんに一緒にいるだけでこんなに安心できると思いつつ、こんな寒気が起きる程、この京アニ事件の焼け跡は生々しく非常に凄惨なものに感じた。


 そして花束を出して追悼したら体が倒れる前に六地蔵駅まで戻りこれから普通列車で木幡駅まで行く事にした。

 そして木幡駅まで到着する前に私の体調は少しずつよくなってきた影響で少しだけ安心してきた。

 そして彩海もやはり体から非常に必良い震えが来ていると感じてきたせいなのか彼女も歩奈さんと寄り添って一緒に行動していた。

 あぁ、彩海も私もあの京アニ事件の生々しさを感じて凄く体から非常に強い震えを感じたんだなと思うと墓守女子はそういう意味で霊的能力が普通の人より高いのも非常に納得し、少しだけ理解した。

 そして奈良線は複線化した影響で凄く快適に走っている様子を見て私はそれだけで非常に安心した。

 そして木幡駅まで到着した後、私は京アニショップで買い物を始めた。


「おぉ、絵理奈ちゃん。『高2病でも恋がしたい』のグッツをあっているね。」


「うん。弟がこの作品を凄く好きだったし、高梁律というキャラ渋谷のどかというキャラは私でも凄く好きだと感じていたから猶更、この作品を買わなければいけないなと思ったんだよ。直紀さん。」


「そうだな。でも、絵理奈ちゃんは意外と女の子が好きじゃないかと思う時があるよ。」


「うん。私は男の子も話せるけど、女の子の方が体の感触がやら若くて非常に安心する事が多いから私はそれで好きに夏てしまうんだ。」


「そうか。それなら非常に良い事だ。でも、だから彩海の事が凄く好きなように絵理奈ちゃんからは感じると思う。」


「うん。そうだね。私はそういう面があるからこそ凄く安心できちゃう事はあるし、どこからの雑誌で女性は女性の体の方が反応しやすいという話まで合ったからそれは有っているんじゃないかと思った気がすると凄く安心した。」


「あぁ、そうだな。でも、絵理奈ちゃんは非常に律儀で顔立ちも良いから墓守女子になったんだと思うよ。」


「うん。直紀さんにそういわれると凄く嬉しくなる。」


 直紀さんが褒められると私は凄く嬉しくなり、自分自身でも更に自身が持てるようになると思っただけ凄く安心できると感じた。

 そう思いながら高2病グッズを私と弟の分まで買った後、木幡駅まで私達と彩海達は宇治駅まで行って私と直紀さんは宇治駅で降りてこれから平等院鳳凰堂まで歩いて、向かう事にした。

 平等院では何か新しい探索が出ると思いながら体調も次第に良くなってきた。

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