誰でもいい
結局、みんな、誰でもいい。
肩にぶつかった通行人なんて誰でもいいし
会社で頭を下げてるあいつも誰でもいい。
彼女だって誰でもいい。
付き合ってくれそうだったから好きになった。
好きだと言ったら付き合ってくれた。
誰かわからない彼女にそこそこ満足してるし
彼女も、誰だかわからない僕にそこそこ満足してるようだし
本当、誰でも良かったんだ。
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